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次世代DVDレコーダー、4割が“興味あり”

» 2007年06月05日 12時14分 公開
[ITmedia]

 みずほ情報総研とネットマイルは次世代DVDや高画質テレビに関する消費者アンケート「デジタル家電に関する1万人アンケート」を実施し、「次世代DVDに対する消費者の意識」に関する調査結果を発表した。ハイビジョンテレビの普及によって本格化しつつある次世代DVD製品市場をふまえ、消費者の意識や動向を把握する目的だ。

 今回のアンケートでは、次世代DVDレコーダーについて今後1〜2年以内に購入意向がある人は全体の3.7%、「興味がある」人は39.4%という結果になった。具体的な購入検討にはいたらないが興味があるという層が多い。次世代DVDプレーヤーに関しても、今後1〜2年以内に購入意向がある人は全体の3.1%、「興味がある」人は35.6%となり、同様の傾向が見られる。

 年代別ではDVDレコーダー・プレーヤー共に30代が最も購入意向が高く、「興味がある」層は40代、30代の順で多い。

 また、価格に関する調査を「次世代DVD製品を持っている」、または「1〜2年以内に購入したい」と答えた人を対象に行った。消費者にとって「それ以上高いと買えない価格」は約10万円で、妥協価格は約9.2万円、理想価格は約7.8万円、「それ以上安いと品質に不安を感じる価格」は約6.8万円となった。

 購入する際に最も重視するポイントの調査では「画質のよさ」が24.2%と最も多く、次世代DVDの特徴を消費者も重視した結果となった。次に多いのが「普及の状況」で13.7%。三番目に多いのは「機器の価格」で11.4%となった。

photo 出展:みずほ情報総研

 なお、今回のアンケートはネットマイルに加入した会員を対象に行われた。有効回答者数は1万202名。男性が5101名、女性は5101名の内訳で、10代、20代、30代、40代、50代、60代以上からそれぞれ約1700名を対象にし、調査した。

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