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オンキヨー、「Integra」シリーズにHDMI 1.3a搭載のAVセンター

» 2007年06月05日 20時43分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは6月5日、HDMIの最新バージョン“HDMI 1.3a”を搭載するAVセンター「DTX-5.8」を発表した。カスタムインストール市場向けのハイグレードAVコンポ「Integra」シリーズ新製品として7月2日に発売する予定だ。価格は10万5000円。

photo 「DTX-5.8」

 内蔵アンプは7ch×120ワット。実用最大出力は7ch×185ワット。内蔵のデコーダーは、Blu-ray DiscやHD DVDのために開発された最新のロスレス圧縮音声フォーマット「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」をはじめ、Dolby Digital Plus、DTS-HD High Resolution Audio、Dolby Digital EX、Dolby Pro Logic II、Dolby Pro Logic IIx、DTS 96/24、DTS-ES / Neo:6、AACをサポートする。

 HDMI端子は、入力を2系統、出力を1系統備えている。音声と映像の遅延を補正してセリフと映像の動きを合わせるリップシンク機能や12bitまでのDeep Colorをサポートしたほか、Blu- ray Discプレーヤーから出力される1080/24PのフルHD信号や、プレーヤー側でデコードしたリニアPCMマルチチャンネル信号の伝送も可能だ。

photo 背面端子群

 そのほかの映像入力端子は、D4×3、コンポーネント×3、Sビデオ×5、コンポジット×5。映像出力はD4×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2、コンポジット×2。アナログ映像入力の信号を変換してHDMIに出力できるビデオアップコンバーターを搭載するほか、コンポーネント端子に入力された映像信号をHDMI端子から出力すると同時に、コンポーネント端子からスルー出力することもできる。

 音声入力は、デジタル×5(光×3、同軸×2)、アナログ×8(うち1系統が7.1ch入力)。音声出力は、光デジタル×1、アナログ×4(うち7.1ch×1、Zone2×1)。このほか、スピーカークラフト製の赤外線受光ユニットとAV機器を接続してトータルにコントロールできるIR端子や、ホームオートメーションシステムと接続可能なRS232端子を備え、さまざまな生活機器と連動できる。外形寸法は、435(幅)×172(高さ)×391(奥行き)ミリ。重量は11.6キロ。

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