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amadanaから“夏の新作”デザイン家電デジタルリマスター?

» 2007年06月06日 19時38分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 デザイン家電ブランド“amadana”(アマダナ)を展開するリアル・フリートが2007年夏の新製品を公開した。先日リリースされたドライヤー「YD-126」を含む3製品。7月から9月にかけて順次発売する。

自立するドライヤー

photo キャッチフレーズは「ぬくもりの髪結い」

 まずは、先日発表されたヘアドライヤー「YD-126」をチェックする(→関連記事)。最大1200ワットの出力を持ち、2段階の風量調節と2種類のノズルで、さまざまなスタイリングに対応できる“サロンスタイルドライヤー”。マイナスイオン発生装置や温度過昇防止機能も搭載した。

 ただし、YD-126の特徴はスペックよりもデザイン面にある。78(幅)×180(長さ)×215(高さ)ミリと大柄で、ドライヤーとしては珍しくエッジを効かせたスタイル。さらに、背面の一部がゴム素材になっているため、傾斜した状態で自立できるハンズフリー仕様なのだ。「髪を乾かすときに両手が使えるため、とくに女性に便利でしょう」(同社)。

photophoto 背面の一部がゴム製になっている(左)。自立したドライヤー(右)

 オプションの“専用コルセット”もユニークだ。ドライヤーのグリップ部に巻くと滑り止めになるほか、デザイン上のアクセントにもなる。素材は“Buttero”(ブッテーロ)と呼ばれるイタリア産なめし革で、高級ハンドバッグのように経年変化による風合いの変化も楽しめるという。

 カラーバリエーションは、ドライヤー本体がブラックとホワイトの2色。専用コルセット「YDS-126CR」にはタン、ナチュラル、チョコの3色が用意される。価格は本体が1万2600円、コルセットは各3150円。7月1日に発売する。

デジタルリマスター版マルチリモコン

photo マルチリモコン「CR-302」

 プリセットタイプのマルチリモコン「CR-302」は、同社が設立されて最初に送り出した「CR-102」の改良版。基本デザインは全く変わっておらず、スティック状のボディにボタンが一体化した硬質ラバーを被せた構造も同じだ。ベース部分は亜鉛ダイキャスト製で、持ち上げると適度な重みがある。

 変化したのは、リモコン操作する機器のほうだ。CR-102のときはアナログテレビやビデオデッキを主な対象にしていたのに対し、CR-302では時代を反映してデジタルテレビやDVDレコーダーのリモコン信号をプリセットする。つまり、「デジタル放送のためにリマスタリングした“デジタルリマスター版”」(同社)。

 EPG(電子番組表)や4色カラーボタン、上下左右の方向キーにくわえ、放送メディア切替の「地デジ」ボタンなども用意した。プリセット信号は国内の大手メーカーを網羅する方針だ。

photophoto 「地デジ」と書かれたボタン。「amadana製品で日本語表記のボタンは初」という

 外形寸法や重量もCR-102と同じで、35(幅)×240(長さ)×20(厚さ)ミリ/225グラム。ブラック、ホワイト、ブラウン、レッドのカラーバリエーションがあり、いずれも8月6日に発売する予定だ。価格は各1万2600円。

身だしなみの新習慣

photo 「SD-140」

 「SD-140」は、スーツやシャツをハンガーに掛けたまま使える手軽なスチーマーだ。底面がエチケットブラシと同じ素材になっているため、スチーム効果でシワやニオイをとると同時にホコリまで取り除くことができる。

 水タンクは24ミリリットルの容量があり、1回でおよそスーツ1着分のお手入れが可能。電源投入から45秒程度で立ち上がるため、忙しい朝でも気軽に使えるという。また電源コードが3メートルと長めで、「服だけではなく、室内のカーテンやソファに染みついたニオイとりにも使える」(同社)。

photophoto エチケットブラシと同じ素材(左)、ホワイトバージョン(右)

 外形寸法は62(幅)×165(奥行き)×110(高さ)ミリ。重量は410グラムとコンパクト。ブラックとホワイトのカラーバリエーションがあり、価格はいずれも1万6800円(予価)。9月4日に発売する予定だ。

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