「コンデジにこそ大容量メディア」のススメ(2/3 ページ)

» 2007年06月25日 10時00分 公開
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大容量なら高画質ムービーを楽しめる

 大容量カードを勧めるもうひとつの理由は、コンパクトデジカメの動画モードが使いやすくなることだ。ご存知のように最近のコンパクトデジカメのほぼ全製品は、静止画に加えて動画も撮れる。しかし、コンパクトデジカメの動画はファイル容量が大きいため、小容量のカードではほんの数分しか撮れなかったりする。

 そのため、たとえカメラ側が高画質の動画モードに対応していても、容量を気にして仕方なく低画質の動画モードを選んでいる人もいるだろう。また転送速度の遅いカードでは、コマ落ちしたり、記録が途中で止まってしまう場合もある。

 だが、高速かつ大容量のサンディスク「Ultara II」シリーズなら、そんな心配は一切無用だ。例えば、ムービー専用の撮影ボタンを持つなど動画機能にこだわったキヤノン「PowerShot S5 IS」の場合、512MBのカードでは最高画質で約4分弱しか撮れないが、4Gバイトカードなら最高画質で約30分の撮影が可能になる(MotionJPEG準拠のAVI形式 640×480 30fps)。

photo キヤノン「PowerShot S5 IS」(左),とカシオ計算機「EXILIM ZOOM EX-Z1200」(右)

 多くのコンパクトデジカメは、動画のファイル形式に「MotionJPEG」圧縮のAVIまたはMOVを採用しているが、最近ではより圧縮率の高い「MPEG-4」や「H.264」を採用した製品も増えている。ただそれでも1Gバイト未満のカードでは力不足である。例えば、カシオ計算機「EX-Z1200」の場合、512MBのカードでは最高画質で約12分しか撮れないが、4Gバイトカードなら最高画質で約1時間30分となる(H.264/AVC準拠のMOV形式 640×480 20fps)。

 また、松下電器産業の「LUMIX DMC-FX100」のように、最近はハイビジョン動画に対応したコンパクトデジカメが急増中。撮影した動画は、PCを介さずにそのままSDメモリーカードスロット搭載のハイビジョン薄型テレビで楽しむ、といった使い方の提案もされている。その高画質を生かすには、やはり大容量カードが欠かせない。

 せっかく高画質動画が撮れるデジカメも、小容量カードではオマケのような機能にすぎず、4Gバイト以上のカードを使ってはじめて実用的になるといっていい。「PowerShot S5 IS」のような高倍率ズーム&可動液晶を備えた機種なら、ビデオカメラの代用としても十分に役立つし、「EX-Z1200」や「LUMIX DMC-FX100」のような薄型軽量モデルなら、ビデオカメラ以上の携帯性や機動性のよさを生かし、スナップ感覚でムービー記録ができる。

 日常のちょっとしたシーンをメモ記録したり、荷物の量を減らしたい旅行でのムービー記録用には特に便利だろう。そして撮った動画は、静止画と同じように手軽にパソコンに転送できるので、ブログや動画サイトなどにアップロードするのも簡単だ。

 ちなみに近ごろは、デジタル一眼レフ機がちょっとしたブームになっているが、今のところの動画が撮れるデジタル一眼レフ機はない。シャッターを切った瞬間にしかCCDに光が当たらない一眼レフ機の構造上、動画モードを搭載するのは困難だ。何らかの技術革新がない限り、実現するのはまだまだ先の話だろう。つまり、高画質の静止画と動画の両方を気楽に楽しめるのは、コンパクトデジカメ+大容量カードの組み合わせならではなのだ。

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提供:サンディスク株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年7月9日