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200インチの大画面が映し出す“ちゅらうみ”無料で納涼

» 2007年06月28日 15時47分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 照明の落とされた館内に美しく浮かび上がる海の世界

 ソニーが7月29日から8月31日まで銀座ソニービルで「ハイビジョン沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」を開催する。同イベントの目玉は、8階コミュニケーションゾーン「OPUS」に設置された200インチ“ブルーオーシャン”スクリーンで再現される沖縄美ら海水族館のハイビジョン映像だ。入場は無料。

 高精細液晶ディスプレイ「4K SXRD (Silicon X-tal Reflective Display)」を搭載したデジタルシネマプロジェクター「SRX-R110」が再現する美しい海の様子を、水槽用パネルと同じメタクリル樹脂を使用したアクリルキャスト板に背後から投影する。撮影はソニーの業務用ハイビジョンカメラ「HDC-F950」で行われた。実物大やそれ以上の大きさで悠然と泳ぐマンタやジンベエザメを見れば、まるで水族館に来たかのような気分が味わえるはずだ。

photophoto 画面いっぱいに映し出されるジンベエザメ(左)。沖縄美ら海水族館の大水槽には、縦8.2メートル、横22.5メートル、厚さは60センチという世界一巨大な水槽用アクリルパネルが使われている(右)

 さらに、会場に設置されたVAIOやソニービルのホームページ上には、バーチャル水槽のコンテンツが用意され、クマノミの生態を学んだり、自分好みに体や尾びれの色などを変更してバーチャル水槽の中を泳がせることができる。

photo VAIOスペース

 また、ソニービル入り口では今年で40回目となるイベント「ソニーアクアリウム」が同時開催される。沖縄の熱帯魚1500匹が実際に泳ぐ水槽が設置され、真夏の街頭に涼しげな空間を提供してくれる。

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