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屋内用プレーン&ヘリを一気にチェック東京おもちゃショー2007(1/2 ページ)

» 2007年06月29日 21時07分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 「エアロソアラ」や「HoneyBee」の大ヒット以来、赤外線や無線でコントロールする手軽な屋内用プレーンやヘリコプターが急増している。「東京おもちゃショー2007」の会場も例外ではなく、各ブースには夏から秋に向けて市販される新製品が勢揃い。週末の一般公開に備えてチェックしておこう。

phto タカラトミーの「Qスカイ」

 タカラトミーの「Qスカイ」は、「エアロソアラ」の流れを汲む赤外線コントロール飛行機だ。全長15センチ、重量約2.5グラムの超小型の機体に、従来よりも出力を向上させた電池を載せ、デスクトップ離陸/着陸が行えるようになった。

 機体は従来通り発泡スチロール製だが、主翼と尾翼の間は軽量化のために左右2本のカーボン素材で繋いだ。30分の充電で連続5分間の飛行が可能。また、モーターの出力を調整して飛行速度を緩やかにする「イージーモード」を新たに備え、初心者でも容易に操作できるという。9月中旬の発売予定で、価格は4200円。


photophoto シー・シー・ピーの「PALM-PLANE」

 シー・シー・ピーの「PALM-PLANE」(パーム・プレーン)は、双胴の複葉機というユニークなスタイルだ。全長約190ミリ。リチウムポリマー電池を内蔵し、約20分間の充電で、およそ6分間の飛行を楽しめる。オレンジとブルーの2色があり、価格は各4179円だ。

多機能化するヘリコプター

 タカラトミーの「ヘリQ」は、デフォルメされたキュートなラジコンヘリコプター。1スティック方式のコントローラを採用し、片手でコントロールできる手軽さも魅力だ。

photophoto タカラトミーの「ヘリQ」。機体の全長は115ミリ

 また、スキッド部(脚部)に1円玉を挟みこむと機体が若干ながら傾き、素早い前進が可能になる。「低価格ラジコンヘリの場合、コントロールは基本的に上昇/下降と左右の旋回に限られてしまうが、1円玉を用意するだけでスピーディな前進が楽しめる」(同社)。

 ヘリQのカラーバリエーションは、ブルー、レッド、イエローの3つ。各3150円で10月に発売される。


photophoto

 シー・シー・ピーは、「HoneyBee」に初の“実機”モデル「AH-64D」(アパッチ)を追加する。ローターの数が実物よりも1枚多いものの、スタイリングはまさにアパッチ。しかも、機体とコントローラはアーミーグリーンに塗装されている。価格は従来のモデルよりも若干高い5754円。7月末に発売する予定だ。

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