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上海のスキー場で活躍する堅牢デジカメ――オリンパス「μ780」&「μ770SW」レビュー:「デジカメ中華旅行・スキー編」(3/4 ページ)

» 2007年07月05日 11時15分 公開
[永山昌克,ITmedia]

河南省の山で標高記録を試す

 堅牢性のほかに、もうひとつμ770SWの個性といえるのは、圧力センサーを内蔵することだ。圧力センサー機能をオンにしておくと、その場の気圧と標高(水深)が液晶モニターの上段に表示される。そして、そのデータは撮影画像に記録され、再生画面での確認もできる。

photo 撮影モードの状態では、液晶の上段に気圧と標高(水深)が表示される

 気象条件による誤差があるなど、表示・記録される気圧や標高は、目安程度の数値である。とはいえ、山登りの際に標高表示が少しずつ上がっていくのは、見ているだけでも意外と楽しめた。中国河南省にある嵩山少林寺に登ったときに試したのが、以下のカットだ。少林寺はそれほど高地というわけではないが、ふもとの町に着いた時点で200メートル、本山の山門の前では400メートルを記録した。

photophoto 河南省鄭州市の動物園では、気圧1020hPa、標高0メートルの表示
photophoto 少林寺のある登封市では、気圧980hPa、標高200メートルの表示
photophoto 少林寺本山の山門では、気圧980hPa、標高400メートルの表示
photophoto 帰りの飛行機の中では、気圧920hPa、標高1000メートルの表示
photo 高級時計をイメージしたというスタイリッシュなデザインのμ770SW。写真のシルバーのほか、ブルーとブラウンの3色のカラバリがある
photo 薄型軽量ボディに光学5倍ズーム&CCDシフト式手ブレ補正を搭載したμ780。こちらもシルバー、ブルー、ブラウンの3色のカラバリがある

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