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3D音場を実現する5.1chサラウンドシステム――パイオニア

» 2007年08月02日 22時36分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは8月2日、次世代サラウンド対応の5.1chシステム「HTP-LX70」を発表した。10月上旬より26万1000円で販売開始する。

photo HTP-LX70

 新製品は、Blu-ray Discのオプション音声として採用されている次世代サラウンド「ドルビー TrueHD」及び「DTS-HD マスターオーディオ」のデコーダーを搭載。同社のBlu-ray DiscプレーヤーBDP-LX80の「ビットストリーム出力」にも対応した。HDMIを装備し、「HDMIコントロール」機能で同社対応プラズマテレビのリモコンからアンプの基本操作が行える。

 新開発のサテライトスピーカーは、「DODECテクノロジー」による3D音場で部屋全体に音を広げ、臨場感を向上させたという。センタースピーカーとしても機能するフロントスピーカー(5.2センチユニット×3)と、サラウンドスピーカー(5.2センチユニット×2)で構成される。

 サブウーファーには音を下に向けて放射するダウンファイアリング方式を採用し、18センチウーファーを2つ備えた。

 同社の上位AVアンプにも採用する自動音場補正システム「Advanced MCACC」を搭載し、部屋の環境に合った音響設定を自動で調節可能。リモコンには液晶タッチパネルを搭載し、プラズマテレビを含めたホームシアター全体の操作を、キー数の多くないスッキリとしたインタフェースで行うことができる。

 本体サイズはレシーバーサブウーファーが245(幅)× 409(高さ)× 600(奥行き)ミリ、セパレートディスプレイが168×74×88ミリ、サテライトスピーカーが122.5×89.5×104ミリとなる。

 入力インタフェースはHDMI×3、光デジタル×2、アナログ音声、ステレオミニ、iPod端子を備え、出力はHDMIを1系統を用意した。また、同社独自の操作統合インタフェースであるSR出力を2系統備える。

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