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吉本興業、笑えるロボットコンテスト「バカロボカップ2007」開催役にたってはいけない

» 2007年08月13日 18時52分 公開
[ITmedia]

 吉本興業は、世界初の笑えるロボットコンテスト「バカロボカップ2007」を開催する。書類・動画選考で選ばれた8組のバカロボが、11月に新宿「ルミネtheよしもと」で「ステージ公開ライブ決戦」(公開審査)を行う予定だ。

photo 公式サイト(http://www.bacarobo.com/

 「バカロボカップ2007」は、まじめに“ふまじめな機械”を作り披露するという、まじめなコンテスト。バカロボは、下記の「バカロボ三原則」を満たすものでなければならない。

  • バカロボはメカニックであること(ハリボテ不可)
  • バカロボは役に立たないこと(できるだけくだらない目的のためのロボットであること)
  • バカロボは人を笑わせること(面白い動き、機構、意外なシステムで度肝を抜き、人を笑わせることが目的)

 このほか、ロボットおよび関係機材が幅90センチ、高さ240センチ、奥行き150センチに収まり、総重量は100キロ以内という規定がある。火薬や液体の類も使ってはならない。

 応募方法は、バカロボのPRや制作者のプレゼンテーションなどを5分以内の動画に収め、CD-RやDVD-Rに記録して事務局宛に送付する。締め切りは10月5日(必着)。

 審査委員は、明和電機の土佐信道氏、漫画家のしりあがり寿氏、映画監督の樋口真嗣氏、電気通信大学の稲見昌彦教授が務める。まず動画審査で8組のロボットを選出し、11月の公開審査でグランプリを決定する予定だ。優勝賞金は50万円。

 また本選の様子やロボット制作過程などを土佐氏が取材し、ドキュメンタリー映画を制作するという。完成した映画は「神保町花月」で上映するほか、DVD化して発売する計画だ。

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