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くるくる回る掃除機「LAQURLI」に“フィルターお手入れ10年不要”の新製品

» 2007年08月20日 20時04分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は8月20日、「LAQURLI」(ラクルリ)の新製品3機種を発表した。360度回転する台座と5つのキャスターを備え、家具の間をすり抜けるように本体を引き回すことができる掃除機(→過去記事)。サイクロン式の「TC-C3ZG/C3SG」と紙パック式の「TC-C3KG」をラインアップし、いずれも10月上旬に発売する予定だ。価格は上位モデルの「TC-C3ZG」が9万8700円、そのほかの2機種はオープンプライスとなっている。

photophoto 「TC-C3ZG」はプレミアムホワイトとプレミアムブラウンの2色。「TC-C3SG」と「TC-C3KG」にはホワイトとレッドを採用した

 サイクロン式の2機種には新たに「HEPAフィルタークリーンおそうじメカ」を搭載している。通常、HEPAフィルターは風の抵抗を受けにくい“横向き”に設置されているが、同機の場合は振動による除塵が始まると同時にフィルターが90度回転。塵を落としやすくすることで、およそ10年間はHEPAフィルターのお手入れが不要になるという(ステンレスフィルターは月に1回洗浄し、HEPAケース内のゴミを2週間に1度捨てるという条件で検証)。

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 また、最上位モデルのTC-C3ZGには「Wアレルパンチふとんブラシ」を同梱する。Wアレルパンチふとんブラシは、布団を掃除する際に表面と空気中に舞い上がったアレル物質を同時に吸引・分解するというもの。ブラシ自体に集塵ケースを設けているため、ティッシュをセットすれば気になるアレル物質をその都度、捨てることができる。

 一方の紙パック式「TC-C3KG」は「プラズマ脱臭機能」を装備。アンモニア、アセトアルデヒドといった紙パック内のごみのニオイを強力に脱臭するという。

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