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オンキヨー、小型CD/FMチューナーアンプに限定仕様モデル

» 2007年08月24日 13時15分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは8月24日、限定仕様のCD/FMチューナーアンプ「CR-D1LTD」と2ウェイスピーカー「D-112ELTD」を9月1日より販売開始すると発表した。価格はCR-D1LTDが7万3500円、D-112ELTDが6万900円(2台1組)。

photo 「CR-D1LTD」

 ヘッドユニット「CR-D1LTD」は、フラグシップモデル向けに開発されたデジタルアンプ用積分型変調回路「VL Digital」を備えた「CR-D1」(関連記事)をベースに改良を加えたモデル。側板をリブ付きアルミ製、天板を2ミリ厚のスチール製としたほか、底板は二重構造とすることで剛性を高め、音へ悪影響を及ぼす筐体の振動を抑制した。

 内部構造も見直されており、大容量電源トランスや独自仕様のコンデンサを採用し安定したアンプの増幅動作を実現。電源回路には銅バスプレートを使用することで、グランド電位の安定化をはかっている。D/AコンバーターにはWolfson製の192kHz/24bit D/Aコンバーターを搭載する。

 端子類についてもRCAやフロントのステレオミニには金メッキが施されているほか、スピーカーターミナルもリアパネルにしっかりと固定できる3本ネジ仕様の新設計端子を搭載している。そのほか、iPod用DockやUSBデジタルワイヤレスシステム(いずれも別売オプション)への対応といった各種機能はCR-D1と同一。

photo 「D-112ELTD」

 「D-112ELTD」はA-OMFモノコックコーンを採用した“ユーロデザイン”2ウェイバスレフ型の「D-112E」(関連記事)をベースとしたモデル。キャビネットの容量を4.5リットルに拡大し(D-112Eは4.2リットル)、ダクト形状を見直すことで低音のエネルギー感をよりダイレクトに感じられるチューニングが施された。

 振動板を支持するダンパーも新形状とすることで微細信号への応答性を高め、ボーカル帯域の表現力を向上させている。フロントバッフルと側板の厚みも増しており、キャビネットの不要な振動を抑制している。フィニッシュは7工程のピアノ塗装仕上げで、深みのある質感を表現している。

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