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BD陣営、HD DVD陣営に大差付ける――ブランド総合研究所調べ

» 2007年08月29日 01時18分 公開
[ITmedia]

 ブランド総合研究所は8月28日、「購入したい次世代DVDレコーダーのメーカーはBlu-ray Disc陣営が圧倒的」などとする調査結果を発表した。

 同研究所が20代から50代までの1071名を対象に、7月3日〜7日まで調査した「デジタルハイビジョンおよび次世代DVDに関する調査」によるもの。同調査によれば、次世代DVDレコーダーの購入動機は「容量が大きい」(50.7%)、「画質が優れている」(41.7%)、「次世代の主要規格になる」(30.1%)、「メーカーを信頼している」(21.9%)と続く。

 そこでメーカーへの期待や信頼度のみに注目し「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」を訪ねたところ、「ソニー」(53.1%)、「松下電器」(52.9%)、「シャープ」(27.9%)、「東芝」(24.8%)、「日立製作所」(17.1%)、「パイオニア」(13.7%)とBlu-ray Disc陣営が上位を占める結果となった(本項目については複数回答可。次世代DVDについて「既に持っている」「すぐにでも購入したい」「購入を検討したい」「いつかは購入したい」と回答した569人が対象)。同研究所では本項目の調査結果を受け「メーカーへの信頼から判断する限りでは、ブルーレイ陣営が主要規格になりそう」と述べている。

 次世代DVDレコーダーの所有については、「すぐにでも購入したい」(0.7%)、「購入を検討したい」(8.3%)、「いつかは購入したい」(39.1%)と半数近くが所有・購入について関心を示しており、「既に持っている」の5.0%を足すと半数以上となる53.1%が次世代DVDへ関心を示している。

 ちなみに、「ハイビジョン映像で見たいコンテンツ」については「洋画」(75%)、「邦画」(52.6%)、「スポーツ」(48%)、「ドラマ」(38.2%)、「ドキュメンタリー」(34.7%)、「音楽」(33.2%)と続いており、映画コンテンツへの期待が非常に高いという結果が出ている。

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