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ニコン、12メガCCDのシリーズ最上位「COOLPIX P5100」

» 2007年08月30日 22時25分 公開
[ITmedia]
photo 「COOLPIX P5100」

 ニコンは8月30日、機能性重視のコンパクトデジカメ「COOLPIX P」の「COOLPIX P5100」「COOLPIX P50」を9月21日より、使いやすさを重視した「COOLPIX L」シリーズの「COOLPIX L15」「COOLPIX L14」を10月より販売開始すると発表した。価格はいずれもオープンで、実売想定価格はCOOLPIX P5100が4万5000円前後、COOLPIX P50が3万円前後、COOLPIX L15が2万5000円前後、COOLPIX L14が2万円前後。

 COOLPIX P5100は同時発表のCOOLPIX S700(関連記事)と同様、同社コンパクトデジカメとしては初めて有効1210万画素CCD(1/1.72型原色CCD)を搭載するCOOLPIXブランドのフラグシップ機。レンズには光学3.5倍ズームニッコールレンズ(35ミリ換算35〜1236ミリ相当)を備えており、レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機構と最高ISO 3200の高感度撮影でブレを抑える。

 露出モードやシーンモードを明示的に設定できる「モードダイヤル」と各種メニューを選択できる「コマンドダイヤル」を備え、撮影者の意図を素早く反映できる。アクセサリーシューを備えており、「SB-400」や「SB-600」などの外付けストロボが装着可能だ。ワイコン「WC-E67」やテレコン「TC-E3ED」も装着できる(アダプターリング「UR-E20」併用)。

 COOLPIX P50は有効810万画素CCD(1/2.5型原色CCD)に広角28ミリ相当スタートの光学3.6倍ズームニッコールレンズ(35ミリ換算28〜102ミリ)を組み合わせる。クラシカルなデザインながら、直感的な操作が可能なモードダイヤルや単三形乾電池対応など、手軽に撮影を楽しめる機能を盛り込んでいる。

 いずれも顔認識機能「顔認識AF」や赤目軽減機能「アドバンスト赤目軽減」、暗く映った部分を自動補正する「D-ライティング」を備える。顔認識AFは「顔認識AF2.0」に進化しており、背景とのバランスを配慮しながら顔の明るさを自動調節してくれる。そのほかにも、15種類のシーンモードも用意する。

 COOLPIX L15/L14はホールドしやすいデザインのデジカメ初心者向けモデル。COOLPIX L15はシャッタースピード約3段分の補正効果があるレンズシフト式手ブレ補正(VR)機能を搭載する。

photophoto 「COOLPIX L15」(左)、「COOLPIX L14」(右)

 撮像素子はCOOLPIX L15が有効800万画素CCD、COOLPIX L14が有効710万画素(いずれも1/2.5型原色CCD)。レンズはCOOLPIX L15が35ミリ換算35〜105ミリ、COOLPIX L14が35ミリ換算38〜114ミリ。いずれもISO1000までの高感度撮影が行える。

 いずれも電源には単三形乾電池が利用可能。アルカリ乾電池2本でCOOLPIX L15は約160枚、COOLPIX L14は約1000枚の撮影が行える。サイズはCOOLPIX L15が約91(幅)s×61(高さ)×29.5(厚さ)ミリ、約125グラム。COOLPIX L14が90(幅)×61.5(高さ)×27(厚さ)ミリ、約115グラム。

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