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夏バテに負けるな! 健康家電“売れ筋”ランキングバイヤーズガイド(2/2 ページ)

» 2007年08月31日 15時36分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 次に取り上げるのはハンディマッサージャー。こちらも製品の種類は豊富だが、他にあまりない特色を打ち出したナショナル製品が人気を集めた。しかもシリーズ4製品のうち、「最も重いコリの人向け」である「EV2710K」がトップ。ついで「重いコリの人向け」の「EV2610K」が2位となっており、コリに悩む人が多いことを伺わせる。「掴むタイプは、他社にあまり存在しないこともあってナショナル製品が人気です」(山藤氏)。

順位 メーカー 型番 店頭価格
1位 松下電工 EV2710K 1万9500円
2位 松下電工 EV2610K 6980円
3位 オムロン HM162 5980円
photophoto 「EV2710K」(中央)は人の手ではできない“つかみ”ながら“たたく”動作が可能

 一位の「EV2710K」は、人の手ではできない“つかみ”ながら“たたく”動作が可能な大型ハンディマッサージャー。筋肉内部からコリほぐす。本体部分には同社のマッサージ椅子「リアルプロG」と同じエアーバックを内蔵し、“グッとつかんで、すーっとひく”動きを実現したという。自動コースは刺激の強い「肩コース」とやわらかい「首筋コース」の2種類。ただし、複雑な機構を持つだけあって重量は1.6キロと相応に重い。

 2位も同じくナショナルの「EV2710K」。“タタキチョッパーAUTO”の愛称通り、コリのポイントを集中的に叩いてほぐす“ポイント叩き”の動作と、幅の広いチョップヘッドを使って広範囲の筋肉をほぐす動作の両方が可能だ。重量は830グラム。

 オムロン「HM162」は、“たたき”と“バイブ”の機能を持つベーシックなタイプ。強さは強/弱の2段階、速度は8段階で調整できる。8つの突起を持つ「こぶしアタッチメント」など2つのアタッチメントが付属する。

フットマッサージャー

 フットマッサージャーは、大きく2つに分けられる。足裏や足の側面だけをもみほぐす製品と、足首やふくらはぎまで広範囲を施療できる高機能タイプだ。とくに高機能型が人気を集めた。

順位 メーカー 型番 店頭価格
1位 三洋電機 HER-FA50 5万4800円
2位 ツカモトエイム AIM-003 3万9800円
3位 スライヴ MD6200 2万9800円
photo フットマッサージャーは足首やふくらはぎまで広範囲を施療できる高機能タイプが人気。足のむくみを気にする女性も多いという

 「HER-FA50」は、足裏を温めながらもみほぐす「足裏温熱機能」や、立体的な動作の「足裏3Dうねり指圧&ふくらはぎマッサージ」が特徴の高機能型。独自の“スイングリクライニング機能”で柔軟な姿勢でマッサージを受けることができるのも特徴だ。自動コースは「血行促進」「くつろぎ」「クイック」の3コース。外形寸法は550(幅)×445(奥行き)×435(高さ)ミリ。重量は11.5キログラム。

 ツカモトの“エアロテックワン”「AIM-003」は、その名称通り22枚ものエアーバッグを内蔵。足裏から足の側面、かかと、ふくらはぎを手でつかむようにモミほぐす。また22個の指圧突起によるポイント指圧も可能で、たとえば足裏指圧では2枚のエアーバッグが6つの指圧突起を押し上げ、足裏に密着するように刺激する。自動コースは、足裏の「疲労回復」と全体(足、脚部)をマッサージする「指圧」「もみ」「リラックス」の4種類。各コースとも強弱を設定できる。外形寸法は550(幅)×485(高さ)×460(奥行き)ミリ。重量は12.5キログラム。

 スライヴの「MD6200」は、モミ、振動、指圧の3機能を持つフットマッサージャー。片足4カ所の“もみボード”がふくらはぎから脚部側面を絞り上げるようにマッサージするほか、大小の指圧突起がつま先やかかと、土踏まずを刺激する。また足裏部分の振動機能などを搭載した。自動コースは「もみ」が2つ、「振動」が1つ。15分のオートタイマーも付いている。外形寸法は510(幅)×450(高さ)×390(奥行き)ミリ。重量は13キログラム。リクライニング機構はないが、収納式のスタンドで角度を調整できる。

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