“ツンデレワンセグ”を飼い慣らす方法（1/2 ページ）

[芹澤隆徳，ITmedia]

　ツンデレ【つん・でれ】――「生意気な態度が、あることをきっかけに急にしおらしくなる」こと。あるいは「本心では好意を寄せていながらも、あまのじゃくに接してしまう」こと（参考文献：ITmedia Games）。

　イー・レヴォリューションの「SEGNITY」（セグニティ）は、ポケットサイズのポータブルワンセグTVだ。外観はいたって普通。しかし、ちょっと違うのは、使い続けると態度が変わるツンデレ音声ナビゲーションを搭載していることだ。

「SEGNITY」（セグニティ）。カラーバリエーションは写真のブラックとホワイト

　関係者の証言によると、音声ナビを担当したのは声優の釘宮理恵さん。アニメ「ゼロの使い魔」の主人公ルイズや「ハヤテのごとく！」の三千院ナギなどツンデレキャラを数多く演じ、すっかりイメージが定着した旬のツンデレ声優さんである。

　というわけで、今回は標準装備の音声ナビを中心に紹介していく。なお、ハードウェアのレビューに関しては優先度を考慮して写真のキャプションに放り込んでおいたので、気になる人はチェックしてほしい。

携帯電話（So903i）との大きさ比較（左）。上面のスライドスイッチを「VOICE」モードに合わせると音声ナビモード。「ON」では普通のポータブルワンセグテレビと同様になるため、シチュエーションに応じて使い分けられる

電源は単四形乾電池×4本（エネループ推奨）もしくはUSB給電。USBのミニB端子を側面に備えている。ただ、試用した試作機ではUSBケーブルでPCに繋ぎっぱなしでも乾電池の残量表示が減るという現象が見られた。製品版では改善されることを期待したい（左）。SEGNITYでは側面のmini SDカードスロットを使って音声ファイルや画像を入れ替えることができる。なお、JPEGやMP3の入ったカードを挿入してみたが、反応はなかった

付属のスタンド。見やすい角度で使える

　さて本題に入ろう。音声ナビは、チャンネルとボリューム、画面輝度を操作したときに聞くことができる。事前情報では電源オフ時などにもセリフがあったはずだが、コストの都合で割愛された模様だ。