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東芝、レグザリンク対応の「VARDIA」普及モデルコピーワンスの規制緩和に対応

» 2007年09月26日 20時37分 公開
[ITmedia]

 東芝は9月26日、HDD+DVDレコーダー「VARDIA」(ヴァルディア)の新ラインアップを発表した。W録機やVHS一体型を含め計4機種をラインアップ。いずれもデジタル放送のコピーワンス規制緩和に対応する予定だ。10月下旬から順次販売を開始する。

photophoto 「RD-S601」(左)と「RD-E301」
photo VHS一体型の3 in 1モデル「RD-W301」
製品名 RD-S601 RD-S301 RD-E301 RD-W301
DVD DVD-R/-R DL/-RW/-RAM(カートリッジ対応)
VHS -
HDD容量 600Gバイト 300Gバイト
チューナー 地上デジタル、BSデジタル、CS110度、地上アナログ
W録 -
スカパー!連動 -
入力端子 D1、S端子×3、コンポジット×3、DV入力、i.Lnk(TS) D1、S端子×3、コンポジット×3 S端子×2、コンポジット×2 S端子×1、コンポジット×2、DV入力
出力端子 HDMI、D4、S端子×2、コンポジット×2、光デジタル音声 HDMI、D4、S端子、コンポジット、光デジタル音声 HDMI(レグザリンク非対応)、D4、S端子、コンポジット、光デジタル音声
外形寸法 430(幅)×343(奥行き)×83(高さ)ミリ 430(幅)×347(奥行き)×67(高さ)ミリ 430(幅)×396(奥行き)×99(高さ)ミリ
重量 6.9キロ 6キロ 5.6キロ 9キロ
実売想定価格※ 12万円前後 9万円前後 8万円前後 9万円前後
発売時期 11月下旬 10月下旬
※価格はいずれもオープンプライス

 DVD-R/-R DL/-RW/-RAMに対応したDVD+HDDレコーダー。RD-W301を除く3機種は、新たにHDMI CCを利用した「レグザリンク」に対応。HDMIケーブル1本でテレビなどと連携動作が可能になる。また、8月に総務省の情報通信審議会で提案された“コピー9回+ムーブ1回”が可能になる新仕様への対応については「技術仕様や放送開始時期などの詳細が決定した後にバージョンアップで対応できるよう検討している」(同社)という。

 電子番組表はタテ/ヨコ表示の両対応で、タテ型は新たに大きな文字表示を選択できるようになった。また「マジックチャプター」機能を使い本編部分だけを集めて再生する「おまかせプレイ」機能を搭載。リモコンの「おまかせ」ボタンを押すだけで再生を開始する。なおダブルチューナーを搭載するRD-S601/S301では、TS2録画ではマジックチャプターが働かないため、同機能を使用する場合はTS1あるいはREで録画する必要がある。

 このほか、テレビを見ながら裏番組をチェックできる「見ながら選択」や「かんたんダビング」などエントリーユーザーにも使いやすい機能を揃えた。かんたんダビングでは新たにDVDメディアの種別表示にCPRM対応の可否を追加し、手持ちのディスクがCPRMに対応しているかどうかを確認できる。

 そのほかの主な仕様は表の通り。リモコンは、HD DVD機「RD-A300/A600」と同じ新型とともに基本操作だけに絞った「シンプルリモコン」も同梱する。

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