それ以外のWi-Fiを使わない機能についても少々。
ホーム画面を見ると分かるように、カレンダー、連絡先、時計、計算機、設定と基本的なアクセサリが揃っている。
時計機能は秀逸。時計機能には、世界時計、アラーム、ストップウォッチ、タイマーが含まれている。
カレンダーはiTunesを通してパソコン上のスケジュールを転送するだけで、外出先で新しい予定を入力することはできない。不便。
連絡先はiTunesを通してパソコン上のアドレスブックを転送するだけだが、こちらはiPod touch上で編集したり新しい連絡先を入力することができる。便利。
なぜ連絡先でできてカレンダーでできないのかはナゾだ。
ちなみに、メモ帳系機能がないのは不便なので、ちょっとしたメモをとりたいときは、連絡先にダミーのメモ用コンタクトを作って、そこのメモ欄に入力している。
この辺はPDAだと思うと腹が立つが、iPod touchをPDAではなくて、Wi-Fiにも対応した「ポータブルエンターテイメントマシンデバイス」であると思えばしょうがないか、と。実際、PDA的な機能を搭載して多機能化を進めるより、シンプルさをとったのか、iPhoneとの差別化のためかは分からないが、そういうことである。
確かに、iPhoneが使える国の人にとってはPDA的に使うなら無線LANも携帯電話の電波も使えるiPhone、PDA的機能を省いてその分薄く軽くシンプルで安いiPod touchと明確に分かれているのはいいかもしれない。iPhoneがいつになるか分からない日本人にとっては残念だけれども。
で、Wi-Fiの話と日本語入力については次回に。
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