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マランツ、最新フォーマット対応の7.1ch AVアンプ2機種

» 2007年10月19日 18時20分 公開
[ITmedia]

 マランツ コンシューマー マーケティングは10月19日、Dolby True HDやDTS-HD Audioなど最新フォーマットに対応した7.1chのAVアンプ2機種を発表した。11月中旬より、上位機種「SR8002」を19万8000円で、「SR7002」を14万8000円で販売する。

photophoto SR8002(左)と、SR7002(右)。どちらも学習機能付きシステムリモコンを2つ付属する

 Dolby True HDやDTS-HD Audioなど最新のサラウンドフォーマットをサポート。HDMI(ver1.3a)に対応し、ロスレス音声のビットストリーム伝送に加え、Deep Colorやx.v.YCC.といった最新の機能もサポートする。HDMI出力は2系統装備し、テレビとプロジェクターなど2つのモニターを切り替えて使用できる。HDMI入力は4系統を備えた。

 パワーアンプには、同社ピュアアンプに搭載している電流帰還型のものを採用し、全7chに装備。動作の安定性に優れ、ハイスピード/ワイドレンジな再生が可能だという。サラウンドバックを使用しない場合は音質重視のフロントバイアンプ駆動にも対応する。

 音声と映像のずれを補正するオートリップシンクを装備した。また、高音域の補完機能M-DAX (Marantz Dynamic Audio eXpander)を搭載し、圧縮音源やラジオ音源などを臨場感ある音声で再生できる。また付属のマイクを使用して、音響空間を自動セッティングする「Audyssey MultiEQ」も備えた。

 上位機種SR8002は、ボディに高周波ノイズからの影響を低減する銅メッキシャーシを採用。電源部には低ノイズな大型トロイダルトランスを採用し、回路には音質重視のブロックコンデンサを搭載。さらにスピーカーターミナルには金メッキを施すなど、よりハイパワーで高音質な仕様となっている。

 搭載される主な入出力端子、サイズは以下の通り。

型番 定格出力 入出力端子 サイズ 重量
SR8002 125ワット/ch(8オーム) HDMI入力×4/出力×2、コンポーネント入力×4/出力×2、Sビデオ入力×5/出力×3、コンポジット入力×5/出力×4、同軸デジタル入力×3/出力×1、光デジタル入力×4/出力×1、アナログ音声(ステレオ)入力×7/出力×6、アナログ音声入力(7.1ch)×1、プリアウト(7.1ch)×1、マルチルームアナログ音声出力(ステレオ)×2、マルチルームコンポジットビデオ出力×1、マルチルームコンポーネントビデオ出力×1 440(幅)×184(高さ)×396(奥行き)ミリ 15キログラム
SR7002 110ワット/ch(8オーム) HDMI入力×4/出力×2、コンポーネント入力×4/出力×2、Sビデオ入力×5/出力×3、コンポジット入力×5/出力×4、同軸デジタル入力×3/出力×1、光デジタル入力×4/出力×1、アナログ音声(ステレオ)入力×7/出力×5、アナログ音声入力(7.1ch)×1、プリアウト(7.1ch)×1、マルチルームアナログ音声出力(ステレオ)×1、マルチルームコンポジットビデオ出力×1

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