11月16日は「いい色の日」：＋D Voice

[芹澤隆徳，ITmedia]

　前回のQuickPollのテーマは「薄型テレビ、色が選べるなら？」。結果はご覧の通り。最近はカラーバリエーションを設けるテレビ製品が増えているので、もう少し「ブラック」以外の色にも票が入るかと思ったのだが、やはり定番は強かった。

　ただ、今回の質問では画面サイズや設置する部屋などの条件が入っていないため、人によって受け止め方は違ったかもしれない。たとえばリビングルームに置く大画面テレビならシックなものが中心になって当然だが、個室に置くという条件なら違う結果になったと思う。逆にリビングルームに置くテレビという前提で、黒やシルバー以外の色を選択する人は、自分なりにインテリアをコーディネートしているとか、色にこだわりを持っている人ではないだろうか。

　AVファンにとってはあくまで画面が主役だから、テレビ自体の色は目立たないほうがいいという意見が中心になるのは当然だと思う。先日、東芝「RF350」シリーズの担当者に話を聞く機会があったが、一番人気はやっぱり「黒」らしい。

　それでも選択の幅が広がったこと自体にカラーバリエーションの意義はあるという。「結果的に黒を選ぶことになっても、それまでに『赤もいいね』『紺もいいね』とワクワクしてもらえればいい」（東芝、テレビ事業部の本村裕史参事）。

　ちなみに、今日11月16日は「いい色の日」。部屋を見渡して、違う色のテレビがあるところを想像してみるのも意外と楽しい。