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レコーダー戦線、日立は?三菱は?パイオニアはどう動く?LifeStyle Weekly Access Top10

» 2007年11月26日 16時22分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 パナソニックが年末主力製品のひとつとする新「ブルーレイDIGA」のレビューが前後編ともにトップ10入りした。DVDレコーダーはコピーワンスの見直し検討などで新機種投入ペースの鈍くなっており、実際のところ今回のDIGAも前回の新製品発表から半年以上の時間を空けての投入となっている。

 しかし、間隔が空いた分だけ今冬発売のレコーダーは見どころが多い。BD/HD DVD対応製品の種類も豊富になり、価格が下がってきたことも大きいが、ブルーレイDIGAも搭載するMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーによって、HD解像度を保ったままDVDやHDDへの長時間録画も可能となった。

 ダビング10への対応だけが不透明な材料として残されてはいるが、レコーダーの買い換えを検討しているヒトにとっては魅力的な製品が多く登場したといっていいだろう。気になるのは、BD/HD DVDレコーダーをいまだに投入していない、パナソニック/ソニー/シャープ/東芝以外の動向だ。

 日立製作所はリムーバブルHDD「iV」にシフトしてしまうのか、“楽レコ”シリーズの新製品も久しい三菱電機は新製品を投入するのか、KUROが好調ながらも“スグレコ”の話を聞く機会の減ったパイオニアはどうするのか。興味は尽きないところだ。

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