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プロ御用達のカメラバッグ「TENBA」新製品発表会タウンユースから本格モデルまで

» 2007年12月14日 21時53分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 世界的なカメラバッグブランド「TENBA」(テンバ)の輸入代理店・プロフォトと国内総販売元のハンザテックは12月14日、同ブランドの新製品を発表した。12月20日から順次販売を開始する。

photo ブランドを展開するのはアメリカ最大のプロ写真機材商社マック・グループ。発表会には同社のテンバ・プロダクト・マネージャーであるピーター・ワイズナー氏

 1977年にニューヨークで生まれたTENBAは、軽量で丈夫なコーデュラ・ナイロン材を他社に先駆けてカメラバッグに採用したブランド。プロカメラマンの意見をフィードバックしながら生み出した製品は世界25カ国で販売され、多くのカメラマンに愛用されてきた。「『テンバ』とはチベット語で『最高』を意味し、徹底した品質へのこだわりを製品開発の哲学としている」(テンバ・プロダクト・マネージャー/ピーター・ワイズナー氏)

 用途ごとにさまざまなシリーズを展開する同ブランドだが、これまで日本ではプロを対象にした全天候型のフラッグシップ「シュートアウト」、ベーシックな機能を備えた「プロ・トラベラー・ツー」、飛行機など長距離移送を想定した「トランスポート」のシリーズが扱われてきた。今回は、一般ユーザー向けのシリーズも含んだ全9シリーズを一気に展開する。

photophoto 日本未導入だった4シリーズのほか、新たに発表された2シリーズも展開する。新シリーズ「ジェン・スリー」は、ノートPCやiPodなどのポータブル機器など、カメラ以外のアイテムの収納性や取り出しやすさにもこだわったプロ仕様のモデルをラインアップする。片方の肩に掛けるタイプの「スリングパック」(右)は、バッグを前にスライドしたときにカメラや小物が取り出しやすいようにポケットやファスナーを配置している。価格は2万475円
photophoto 新シリーズ「ローディ」。収納性と移送性にこだわったシリーズで、カメラスペースのほかアクセサリースペースやノートPCスペース、ドキュメントスペースなどが用意されている。加えて、旅客機の機内持ち込みチェックをスムーズに済ませられるように形状に配慮した。「ローリング・フォト・ケース」(右)は、ラージサイズが5万5230円、スモールサイズが4万7670円

 日本初導入シリーズのうち、一般ユーザーを対象にした「エクスプレス」は、品質を保ちながらよりリーズナブルな価格とカジュアルなデザインを取り入れたモデルをラインアップしている。価格は、「エクスプレスショルダーバッグ」(大/中/小)が5880〜7245円、「エクスプレスバックパック」が1万1340円、コンパクトカメラや小物を収納できる「エクスプレスポーチ」(大/中/小)が1890〜2100円。

photophotophoto コンシューマー向けのシリーズであるエクスプレス。左からショルダーバッグ、バックパック、ポーチ
photophotophoto マルチな使い方を想定した「メッセンジャー」シリーズ(左)は、カメラ用のパーテーションを取り出せばカジュアルバッグとしても使用できる。また機材の存在を感じさせないデザインで盗難予防にも役立つという。「メッセンジャーバッグ」ラージサイズは1万9005円、スモールサイズは1万8375円。報道/スポーツカメラマンなどに適した「レスポンス」(中央)は、軽量なボディと素早く機材を取り出せる収納が特徴。価格は「ショルダーバッグ」(大/中/小)が2万3415〜3万975円。ポートフォリオの収納/携帯に便利な「エアーブック」(右)。価格は2万4675〜3万2235円

 また、発表会では今後の展開として、コンシューマー向けのラインアップを強化していくこともアナウンスされた。プロユースの製品に関しても最新機器の登場にあわせ、マイナーチェンジを行っていくという。

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