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コラム2007年12月28日 22時46分 更新
The 自腹:2007年、コレ買いました――LifeStyle編集部の場合 (3/3)S記者の場合:パイオニア“KURO”「PDP-5010HD」購入の理由:思い起こせば1年前。「International CES 2007」の会場で衝撃を受けた漆黒のプラズマディスプレイ――てっきり数年先の技術だと思っていたのに、秋には発売されてしまった。「アレが手の届く場所(店頭)にある」と考えたら、いてもたってもいられない。SEDのために数年前からコツコツと貯めていた資金(通称:SED貯金)をついに放出し、フルハイビジョンの50インチモデル「PDP-5010HD」を購入した。 満足度:95%。KUROの画質については、既に語り尽くされた感もあるので詳しくは触れないが、素性のいいコンテンツさえ用意してあげれば期待通りの映像を見せてくれる。とくにハイビジョンの映画は怖いくらいに美しい。例えば「ソウ」は、あの地下室を寒々と描き、流れる血の色は鮮やかでリアリティたっぷり。そして“それまで見えなかったものが見える”という話も本当だ。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のバンパイアとのバトルシーンでは、何度も見たことのあるはずなのに「あ、こんなところにも首が……」などと新たな発見があった。 ……え、視聴ソフトに何か問題でも? 誤解してほしくないのは、KUROの画質が良いとはいえ、すべてが100点満点ではないということだ。例えば日光が差し込むような明るい場所では液晶テレビほうが明らかに見やすいし、コントラスト比では有機ELのほうが優位。画面に顔を近づければ、プラズマ特有のチリチリとした細かいノイズだって見えてくる。 KUROが優れているのは、そうした点をカバーしてあまりある色や動画応答性、そして(ホラーファンも納得の)暗部階調だろう。2007年末時点において、大画面でハイビジョンの映画コンテンツを見るなら最も満足度が高いディスプレイだと思う。とにかく、今回はそうした部分もすべて承知の上で購入したため、自然と満足度は高くなった。 満足度が100%に届かなかった理由はいくつかある。まずはリモコンが本体に似つかわしくないほど安っぽく見えること。使い勝手は決して悪くないのだが、質感や形状に新鮮さがなく、本体ほどプレミアム感を全く感じさせない。 そしてもう1つは、スタンダード画質の映像が予想以上に陳腐化してしまったことだ。テレビの解像度が向上して画面が大きくなると、相対的に情報量の少ない映像はアラが目立ってくるものだが、KUROの場合は差が極端だ。ズーム機能の力不足なのか、例えばCATVの専門チャンネルで放送している古いテレビ番組やアニメ作品などは、色があせ、全体にもっさりした印象になってしまう。 ただし、DVDビデオに関してはプレーヤー(東芝、RD-A300)が持つアップコンバーターの効果もあってか、予想以上に健闘した。わが家のコレクション(半分ホラー)も、すべてをBDやHD DVDで買い直したりする必要はなさそうだと分かり、安心した次第。さて、次の目標は音のグレードアップだ。でも貯金なくなったしなぁ……。 関連記事
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