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連載2008年01月10日 13時14分 更新
デジモノ家電を読み解くキーワード:ブレイク間違いなし? 今年「来る」製品今年も「2008 International CES」が開幕、前後してビッグニュースもいくつか飛び込んできたため、それを交えながら2008年におけるデジタル家電分野のトレンドを占ってみたい。今年のInternational CESは関ヶ原か?ワーナーの決断でBlu-ray優勢に新年早々、デジタル家電分野の動向を左右するビッグニュースが飛び込んできた。ワーナー・ブラザーズの「Blu-ray Discに一本化する」という発表の重さは、HD DVDプロモーショングループがInternational CESで予定していたプレスカンファレンスを急遽キャンセルしたという事実からも推し量れるはず。ハリウッド屈指のコンテンツホルダーである同社の決定により、HD DVD陣営は明らかに不利な立場に陥った(関連記事)。 Blu-ray DiscとHD DVDの争いは、関ヶ原の合戦に似ている。DVDという統一状態を秀吉になぞらえるのならば、DVDの恩(製造ラインを活用できる)を旗印とするHD DVD陣営は西軍で、対するBlu-rayが東軍。結果的に東軍に有利な状況を作り出したワーナーは、さしずめ西軍を見限った小早川氏だ。HD DVD陣営は早急に“小早川対策”、つまりワーナーの決断が市場に与えた以上のインパクトある行動をしないかぎり、形勢逆転は望めないだろう。現状のままでは、今年「来る」のはBlu-ray、ということになりかねない。 今年注目の有機ELテレビ薄型テレビの分野では、有機ELが「来る」はず。昨年末発売のソニー「XEL-1」は、一部販売店では在庫が払底するなど、好調な売れ行きが伝えられている。11V型で20万円という価格は、液晶やプラズマと比較すると割高だが、明るく鮮明な画面がそれ以上に消費者の心をとらえたということだろう。 他社の動向も気になるところ。International CESでは、Samsungが31インチの試作機を展示するなどの動きを見せたが、具体的な販売計画は示されていない。日本のメーカーでは、昨年前半に東芝が参入計画を明らかにしているものの、発売は2009年以降。年内はソニーの独壇場が続きそうだ。 DRMフリーの流れは止まらず昨年Appleが音頭をとり始まった「DRMフリー」の流れは、今年来る……というよりもすでに「来ている」。1月7日には、SONY BMGがワーナーがAmazon.comでDRMフリーのMP3を販売すると発表したほか、SONY BMGもDRMフリーのMP3を販売するサイト「Platinum MusicPass」の開設を明らかにした。同じ日に、NapsterもMP3の提供を開始すると発表している。こと音楽に関しては、2008年がDRMフリー元年になるかもしれない。 関連記事
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