ITmedia NEWS >

SDモデルも進化――SDハンディカムに顔認識対応モデルほか追加

» 2008年01月17日 15時40分 公開
[ITmedia]

 ソニーは1月17日、SD録画タイプのハンディカムの新製品として、HDDタイプの「DCR-SR220」、ハイブリッドタイプの「DCR-DVD810」、DVテープタイプの「DCR-HC62」を2月10日より販売開始すると発表した。価格はいずれもオープンで、実売想定価格はDCR-SR220が10万円前後、DCR-DVD810が8万円前後、DCR-HC62が5万円前後。

photophoto 「DCR-SR220」(左)、「DCR-DVD810」(右)

 HDDモデルの「DCR-SR220」は、ハイビジョン録画可能なHDR-SR11/SR12と同様に画像処理エンジン「BIONZ」を搭載しており、顔認識機能が利用できる。撮像素子は「クリアビットCMOSセンサー」で、動画撮影時の有効画素数は149万画素。60GバイトのHDDを備えており、LPモード(VBR/平均3Mbps)では約41時間50分の長時間録画が行える。

 レンズはカール ツァイス Vario Sonnar T*(光学15倍ズーム 35ミリ換算時の焦点距離は40〜600ミリ)。メモリースティックスロットも備える。バッテリー非装着時の本体サイズは81(幅)×76(高さ)×129(奥行き)ミリ(本体のみ)、約470グラム。

 DCR-DVD810は「HDR-UX20」と同様の8センチDVD/メモリースティック/8Gバイト内蔵メモリという“ハイブリッドプラス”を採用。撮像素子は総画素数100万画素のCCDが採用されており(動画撮影時の有効画素数は16:9時が67万画素/4:3時が69万画素)、内蔵メモリには最長で約5時間25分(LPモード)、2層の8センチDVDには最長約1時間50分の録画が行える。35ミリ換算43〜1075ミリの光学25倍ズームレンズを備えており、本体のみのサイズは55(幅)×89(高さ)×130(奥行き)ミリ、400グラム。

photo 「DCR-HC62」

 DCR-HC62はDVテープを利用するシンプルなモデルで、機能面では既存モデル「DCR-HC48」と同等で、有効画素数67万画素(動画撮影時)/75万画素(静止画撮影時)のCCDと光学25倍ズームレンズを備える。A/V端子とリモート/ランク端子を統合した「A/Vリモート端子」の新設など小規模の変更にとどまっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.