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テレビよりレコーダー? ボーナスの使い途+D Voice

» 2008年01月17日 18時13分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 1月も半ばを過ぎてから「ボーナスの使いみち」について書くことに若干の違和感をおぼえつつ、前回のQUICK POLL結果をお届けしよう。

 結果は、レコーダーが32%の票を集めてトップ。昨年末は「ダビング10対応予定」をうたう製品が相次いで安心感が広がり、またMPEG-4 AVC記録などの新機能も牽引役になった。実際、年末はパナソニックのハイエンドBDレコーダー「DMR-BW900」が品薄になるなど、高付加価値モデルに人気が集まったことも特徴だ。コピーワンス緩和の動きが出てから“買い控え”ていたAVファン層(アーリーアダプター)が再び注目し始めたと推測される。

 さて、今年はオリンピックイヤーだ。しかも8月8日の北京オリンピック開幕までに、もう1度ボーナス商戦が控えており、薄型テレビやレコーダーなどの家電製品は旺盛な需要が期待されている。ただレコーダーに関していえば、北京と日本の時差は1時間なので、アテネオリンピックのときのように“寝ている間の競技を録画”といった戦略は使えない。やはり今年は“ハイビジョンで見る/録る”あたりか。いずれにしても、2008年は解像度と同じようにメダルと感動が増えることを期待したい。

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