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さらに高画素・高機能になった光学18倍ズームデジカメ「FinePix S8100fd」

» 2008年01月24日 16時21分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは1月24日、光学18倍ズームレンズを搭載したハイスペックデジタルカメラ「FinePix S8100fd」を発表した。2月下旬から販売を開始する。価格はオープンで、市場想定価格は5万円前後。

photophoto FinePix S8100fd

 2007年9月に発売した「FinePix S8000fd」の後継機。ロングズームレンズを引き継ぎながら基本性能を向上させ、連写機能やズーム機能に磨きをかけている。

 35ミリ判換算で27〜486ミリ相当の光学18倍ズームレンズを搭載し、開放F値はF2.8〜F4.5。約1センチまで被写体に接近して撮影できる「スーパーマクロ」機能を搭載する。

 撮像素子は1/2.3型有効1000万画素のCCDを新たに採用するなど、従来の有効800万画素から高画素化。高感度撮影はフル画素記録でISO1600、500万画素ではISO6400にまで対応。またCCDシフト式の手ブレ補正機能を搭載。記録画素数は300万画素以下に限られるが、約13.5コマ/秒で連続33コマまで記録できる高速連写機能も備えている。

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 1回のシャッターで“等倍・1.4倍・2倍”の3段階(1.4倍・2倍はデジタルズーム)で撮影した写真を記録できる「ズームアップ3枚撮り」機能や、液晶にガイドフレームを表示して、撮影したい被写体の周辺部分を確認しながら望遠撮影(デジタルズーム)ができる「ねらい撮りズーム」機能を搭載。「自分がどこをズームしているか分からなくなり、被写体が見つからないといったこともなくなる」(同社)。

 顔検出機能「顔キレイナビ」は、最大10人までの顔を同時に検出し、ピントや露出、フラッシュの発光量などを調整するほか、カメラが自動で赤目を補正する「自動赤目補正機能」も備えている。

 0.24インチ23万画素のカラー液晶ファインダーと、2.5インチ23万画素TFTカラー液晶モニターを搭載。約58Mバイトの内蔵メモリ、xD-ピクチャーカード、SD/SDHCメモリーカードでの記録に対応する。電源には単三形電池を採用し、アルカリ乾電池4本で約300枚、ニッケル水素充電池で約500枚の撮影ができる。本体サイズは111.3(幅)×78.2(高さ)×79.3(奥行き)ミリで、重さは約500グラム(バッテリー、カード含む)。

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