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ペットロボットの“癒し効果”を実証、セガトイズ

» 2008年02月12日 15時07分 公開
[ITmedia]

 セガトイズは、同社が販売しているロボット玩具「夢ふくろう」に関して、遊ぶことで癒し効果が得られるという実験結果を発表した。電気通信大学と共同で実証実験を実施した。

photophoto 夢ふくろう(左)と実証実験風景(右)。手首の脈拍から夢ふくろうで遊ぶ前後の心拍数を計測した

 夢ふくろうは、アカスズメフクロウをモデルにした代理ペットロボット。昨年11月に発売され、各種センサーによるインタラクティブな動作や首が270度回転する本物に近い動きで人気を集めている。価格は4980円。

 実験では、心電図測定による自律神経機能評価を行った。これによると、緊張状態にあった被験者の2/3が、夢ふくろうで遊んだ後に副交感神経が活性化してリラックス状態になったことが確認できたという。またアンケート調査による感性評価でも「楽しい」「リラックスした」などの感情表現が増加することが分かった。被験者数は44名(有効データ数は15名)。

photo 心電図測定データ(出典はセガトイズ)

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