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日立とキヤノン、液晶ディスプレイ事業で正式に提携

» 2008年02月28日 17時04分 公開
[ITmedia]
photo 昨年12月の記者会見の様子。左からキヤノンの内田恒二社長、日立の古川一夫社長、松下の大坪文雄社長

 日立製作所とキヤノンは2月27日、昨年12月に日立、キヤノン、松下電器産業の3社で基本合意した液晶ディスプレイ事業における包括的な提携に関して、日立・キヤノン間で正式な契約を交わしたと発表した。

 今回の契約により、キヤノンは日立の100%子会社である日立ディスプレイズ株24.9%を取得する。取得価額は約432億円。これは、日立ディスプレイズが保有するIPSアルファテクノロジ株50%持も含めて評価した。

 次の段階として、キヤノンは日立および松下が保有する日立ディスプレイズの株式を取得し、同社を子会社化する計画。その際、日立は10%を上限に日立ディスプレイズ株を補修することを検討する。

 なお、日立および松下の2社間では、すでに正式契約が締結されている。

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