4位 Blu-ray低価格モデルを含む「DIGA」新製品――パナソニック
7位 手軽さを絵に描いたような軽量システム、デノン「DHT-S5」
9位 よりつややかな光沢パネル――新「DIAMOND Panel」の液晶REAL新製品
“ホントに装着できるゴールドクロス”を装着してみたい人が多かったのか、「TAMASHII NATION 2008」の記事が金曜掲載ながらも3位にランクイン。ゴールドクロスはあくまで参考出展で製品化の予定はないが、軽量な素材を使用しているため、人が装着してイベントなどに登場する可能性はありそうだ。聖闘士聖矢ファンは期待して待とう。
ゴールドクロスはともかく、今回はニュース記事でフォローできなかったコレクターズトイの現状を整理してみたい。
1997年発売の「超合金魂マジンガーZ」に始まるバンダイのコレクターズトイは、今年で11年目。現在までに超合金魂シリーズだけでも70種をラインアップしていて、累計販売個数は150万個以上になるという。購入者は主に20〜30代の男性だ。
また超合金以外にも「機動戦士ガンダム」のアクションフィギュア「MOBILE SUIT IN ACTION!!」や、カトキハジメ氏プロデュースの「G.F.F.」(GUNDAM FIX FIGURATION)、聖闘士星矢の「聖闘士聖衣神話」(セイントクロスマイス)など幅広いシリーズを展開。なかでも200種類以上のラインアップを持つMOBILE SUIT IN ACTION!!は、国内だけで累計出荷700万個、海外では1350万個を販売した大ヒット商品となっている。
バンダイでは、コレクターズトイが大人に受け入れられた背景について「以前はハードルが高かった素材が選択できるようになり、加工技術も進歩した。最新の金型技術や造型技術などを駆使して(超合金を)作り直したらどうなるか。こうした試みが大人のテイストをもつキャラクター文化を形成した」と話す。なにより、「多くの人が、大人になっても(玩具の)ワクワク感を忘れずにいた」(バンダイの上野和典社長)。
多くの場合、「玩具(オモチャ)のような」という言葉は、あまり良くない悪い意味で使われる。しかし展示品の数々を見ていると、言葉のイメージすら変わってくるから不思議だ。単にモチーフがアニメや特撮のキャラクターというだけで、実は先端技術であり、アートであり、インテリアにもなる。大人が玩具に惹かれるのもごく自然なことだ。
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