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一瞬を切り取る超高速連写デジカメ――カシオ「EX-F1」レビュー(6/8 ページ)

» 2008年04月09日 15時33分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例(1)――超高速連写編

秒60コマの連写がどんなものが感覚で分かるように、60枚撮った写真をVGAサイズの動画にしてみた。秒15コマの動画にしたので動画は4秒。4倍のスロー再生と思ってもらえばいい。こんな風に撮れるのである。カワセミが川に飛び込んだっと思った瞬間からパスト連写で切り取ってみた。パスト連写のおかげでちょうどいいタイミングに(クリックすると動画再生、.MP4形式)
1/320秒 F4.6 ISO400 432ミリ相当

 で、実際にこのパスト連写写真から2枚抜き出してみた。川に飛び込む瞬間と、川から上がる瞬間である。曇ってしまったのでシャッタースピードが1/320秒と遅くなり、被写体ブレしたのが残念。

 さらに超高速連写の作例をどうぞ。

飛び立った瞬間のカワセミをパスト連写で撮影。羽根の動きがよく分かる。超高速連写時はとにかくISO400まで上げてシャッタースピードを速く維持するので、1/1250秒で動きを止められた。1/1250秒 F4.6 ISO400 432ミリ相当。
本腰を入れてカワセミを撮るには432ミリ相当では短い。デジタルズームを併用しつつ、パスト連写で撮ったなかの1枚。デジタルズームも2倍程度までなら使える。専用のテレコンがでないだろうか。本格的に撮るならテレスコが必要か。1/1000秒 F4.6 ISO400 432ミリ相当+1.7×デジタルズーム
セキレイが飛ぶ瞬間を連写して、2枚抜き出してみた(実際にはこの間に2枚の写真が挟まっている)。まずぴょんと飛んでから羽根を広げる様子がよく分かる。1/1000秒 F4.6 ISO400 432ミリ相当
連写でとらえた猫パンチの瞬間。曇天でかなり暗かったのでシャッタースピードが上がらなかった。1/125秒 F3.2 ISO400 150ミリ相当
菜の花につきもののハチ。こういうシーンも連写することで一番いいカットを選べる。1/1250秒 F4.6 ISO400 432ミリ相当

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