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BDビデオソフトに期待することは?

» 2008年04月17日 10時59分 公開
[ITmedia]

 レンタルソフト事業者17社、映像ソフトメーカー3社、機器メーカー2社で構成される「Blu-rayレンタル研究会」は4月16日、2007年12月5日より2008年2月29日まで実施したBlu-ray Discソフトのレンタル試験の結果を公開した。

 レンタルビデオ店26店舗に「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」や「カーズ」「ダイ・ハード4.0」など15のBDソフトを用意したところ、期間内の1枚あたり平均貸出件数は4.4回となった。2007年10月以降に発表された新作では平均8.1回、それ以前に発表されたソフトでは平均3.1回と、DVDソフト同様に新作への需要が高くなる傾向が見られた。また、地域による格差は特になかったという。

photo 「Blu-ray Discに期待することは」のアンケート結果

 レンタル店からは「利用者からの反応が予想以上にあった」「インターネットで探して来店した利用者もいた」「特に新作ソフトの貸出が好調だった」などのコメントが寄せられたほか、店頭で行った「Blu-ray Discに期待することは」というアンケートでは、「高画質での視聴」が43%とトップで、「高音質での視聴」(28%)、「高画質での保存」(14%)、「長時間での録画」(11%)と続いた。

 また、「今後Blu-ray Discに期待すること」というアンケート項目では32%が「レンタル店での扱い」、24%が「タイトルの増加」、23%が「ソフトの低価格化」、21%が「機器の低価格化」を挙げた。見たいBDソフトのジャンルは「アクション」が24%でトップ。SF(12%)、アニメ(11%)、ドラマ(10%)、パニック(9%)と続き、アダルト(3%)との回答もあった。

photo 「今後Blu-ray Discに期待することは」のアンケート結果

 同研究会の参加企業は、レンタルソフト事業者がアペックス、カジ・コーポレーション、関西ユーエスブイ、ゲオ、貞広、三洋堂書店、シチエ、スピリッツ、タック、TSUTAYA、ティー・アンド・ジー、ドラマ、ファミリーブック、フタバ図書、平安堂、マニアック、ヤタ企画の17社、映像ソフトメーカーがウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンの3社、機器メーカーがソニー、松下電器産業の2社。

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