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コラム2008年05月21日 19時20分 更新
薄型テレビの新標準?:“アクトビラ対応”の条件 (1/2)最近、薄型テレビの発表で必ずといっていいほど出てくる「アクトビラ」(acTVila)。テレビで各種の情報サービスやビデオ・オン・デマンドを楽しめるネットワークサービスだ。今回は、インフラとハードウェアの面からアクトビラの現状を整理してみよう。最近、薄型テレビの発表で必ずといっていいほど出てくる「アクトビラ」(acTVila)。テレビで情報サービスやビデオ・オン・デマンド(以下VoD)を楽しめるネットワークサービスだ。最近では大画面テレビを中心に「アクトビラ ビデオ」および「アクトビラ ビデオ・フル」のサポートも広がり、注目している人も多いのではないだろうか。今回は、インフラとハードウェアの面からアクトビラの現状を整理してみよう。 アクトビラは、パナソニックの「Tナビ」とソニーの「TVポータル」を統合するかたちで2006年に誕生した。Tナビ時代を含めると5年の歴史があり、静止画とテキストで構成される情報サービス「アクトビラ ベーシック」の対応テレビは実に8メーカー141機種を数える(2008年5月現在)。ただし、テレビのネット接続率は10%前後と長らく低迷していた経緯がある。 状況を変えたのは、VoDの「アクトビラ ビデオ」だ。アクトビラの久松龍一郎副社長によると、「動画サービスのスタート以降、テレビの接続率は急上昇した。静止画中心だった頃の2〜3倍になっている」という。同社は利用者数などを公表していないが、アクトビラ ビデオ対応テレビは既に5メーカー48機種あり、出荷台数の3割と仮定するとかなりの数になるはず。ちなみに、利用されるコンテンツは約半数がハリウッド映画で、そのほかにもドラマやアニメといった「シリーズ物のリピート需要が高い」(同氏)。 さらに、アクトビラ ビデオの高付加価値サービスとして「アクトビラ ビデオ・フル」が追加された。従来のアクトビラ ビデオは動画の解像度が低く、動画の周りに静止画やテキスト情報を配置して表示していたが、アクトビラ ビデオ・フルはその名の通り全画面表示が可能。動画圧縮にはMPEG-2に代えてH.264を採用し、ハイビジョン映像でも動画のビットレートを6Mbps程度に抑えた。このため、AAC音声やDRMなどをあわせてもコンスタントに実効8Mbps以上の帯域幅が確保できれば視聴できる(推奨環境は12Mbps以上)。テレビ側にH.264デコーダーが必要になるが、高効率の圧縮技術がもたらした新しいハイビジョンソースといえる。
2008年5月現在。※ソニーはオプションのネットワークTVボックス「BRX-NT1」で対応
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