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レビュー
2008年06月02日 21時12分 更新

イスラエルからやってきた:

未来型デジタルペン「MVPen」を試す (1/2)

普通の紙にボールペンで書いたものがリアルタイムにデータ化される。イスラエルからやってきた“未来型デジタルペン”こと「MVPen」を試してみた。
photo イスラエルで設計・開発された「MVPen」。ボールペンを兼ねたデジタルペンと本体ユニットの2ピース構成で、製品パッケージには付属ソフトのCD-ROMやUSBケーブルのほかにリフィル用ボールペンインクも入っている。価格は1万2600円

 「+D Select」をご存じだろうか。

 名称から想像できる通り、+D編集部とパートナーが持ち前の“センスと度胸”で選んだモノばかりを販売しているセレクトショップ(通販サイト)だ。そのため、等身大マネキンとか、全長2.6メートルのキングギドラとか、マグロとか、ITとは縁のないアイテムも並ぶ(ちなみにマグロは完売御礼)。

 編集部にもEC担当者がいて、ときどき“そっち方面”から流れてきた製品を持ち込んではいじっていたりする。もちろん、普段は横目で見ながら素知らぬふりで通り過ぎるのだが、今回は不覚にも足を止めてしまった。

 イスラエルからやってきた未来型デジタルペン「MVPen」。そそるキャッチフレーズである。

ペン先の“動き”をとらえてデータ化

 MVPenは、手書きのメモをそのままデジタルデータにできるアイテムだ。といっても、スキャナではない。手のひらサイズの本体ユニットをメモ帳やノートの上に置き、付属のデジタルペンで文字や図形を描くと、描いたものがそのままPCに取り込まれる。機能としてはタブレットに似ているが、普通の紙に、普通のボールペンと同じ感覚で書けるのがポイントだ。

photophotophoto 液晶パネルには保存したドキュメント数などが表示される(左)背面のUSBポートでPCと接続する(中)。ユニット本体には3カ所にクリップが付いていて、用紙の上もしくは上方の角に挟み込んで固定できる。ユニットのサイズは68(幅)×33(奥行き)×15(厚さ)ミリ。重量は80グラム

 デジタルペンは、一見普通のボールペンと変わらない。ちょっと違うのは、ペン先にいくつもの細いスリットがあり、ここで本体ユニットと超音波や赤外線をやり取りして、ペン先のトラッキングと座標認識を行うことだ。紙に書かれた筆跡を認識するわけではなく、ペン先の“動き”をとらえてベクターデータに変換する仕組みだという。

 MVPenには、本体ユニットをPCとUSB接続して直接入力する“オンラインモード”のほか、ユニット単体で動作する“モバイルモード”が用意されている。ユニットにはバッテリーとメモリが内蔵されており、A4サイズで50ページ以上の文書をため込める。また、オンラインモード時にはデジタルペンをマウス代わりに使うことも可能だ。

photophotophoto ペン先は発信部(左)。マウスとして利用する際は、本体のボタンなどでモードを切り替え、ペンを空中で動かす。ボタンをクリックするとマウスのシングルクリックになる(中)。SR41タイプのボタン電池×2個を使用する(右)

 機能が豊富なのは分かるが、この手の製品の場合、やはり重要なのは精度だろう。

 そこでまず、MVPenをUSBケーブルでPCに接続し、紙の筆跡と画面上の文字を直接比較してみた。付属ソフト「NoteTaker Ver.3」を利用すると、紙に書いたものがリアルタイムに画面へ反映される。

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[芹澤隆徳,ITmedia]

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