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キヤノン、新開発のLCOSデバイスを搭載した液晶プロジェクター「SX80」

» 2008年06月04日 18時19分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは6月3日、自社開発のLCOSデバイスを採用した液晶プロジェクター「SX80」を発表した。価格は44万8000円。6月下旬より発売する。

photo 「SX80」

 1400×1050ピクセルの0.55型LCOS(Liquid Crystal on Silicon)パネル3枚を搭載。この新開発パネルに、光学システム「AISYS」(Aspectual Illumination System:エイシス)を組み合わせることで、輝度3000ルーメンとコントラスト比900:1を実現した。

 レンズは1.5倍の電動ズームを搭載。レンズの光軸と投写映像の下端の高さが一致する10:0レンズシフト方式の採用で、柔軟な設置を可能にした。さらにプロジェクターでは初となる「PictBridge」規格にも対応しており、デジタルカメラなどの入力機器をダイレクトに接続できる。

 そのほか機能面では、色合いや濃さを細かく調整できる6軸色調整機能、ピント合わせや台形歪み補正を含む4つの設定を自動で行うオートセットアップなどを搭載。本体サイズは332(幅)×121(高さ)×340(奥行き)ミリで、重量は約5.2キロ。

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