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「海猿」シリーズをヒットさせた羽住英一郎監督による青春ドラマ「銀色のシーズン」が、7月2日にBlu-ray Disc化される。本編ディスクのみの1枚組で、特典は瑛太×田中麗奈×玉山鉄二×青木崇高×羽住監督×MC 笠井フジテレビアナウンサーによるオーディオコメンタリーと予告編を収録。価格は4935円。
なお、同日発売のDVDはスタンダード・エディション(3990円)とプレミアム・エディション(6825円)の2種類。スタンダード・エディションは1枚組で、オーディオコメンタリー、予告編、砂猿メイキングを収録。プレミアム・エディションには2枚の特典ディスクが付属し、メイキング、初日舞台挨拶、ロールナンバー集、未公開映像、コメンタリー風景、サポーターズビレッジ、YUKIZARU GRAFFITY(銀色の世界をサントラにのせて再編集したBGV)を収録。
寂れた町営のスキー場で、雪山の何でも屋として働く城山銀(瑛太)、小鳩祐治(玉山鉄ニ)、神沼次郎(青木崇高)の3人組。彼らはスキーのチューンナップ、駅への送迎まで、あらゆることを商売にしているが、スキー場で当たり屋を演じるなど、無茶なことばかりする町の厄介者でもあった。
ある日、銀はゲレンデで悪戦苦闘するスキー初心者の七海(田中麗奈)のコーチを引き受ける。彼女は、町が集客策として企画した「雪上結婚式」の最初の申し込み者。スキー好きの新郎が到着する3日後までに、氷で出来た雪の教会前のスロープを滑れるようになりたいと言うのだが……。
物語は結婚式を控えているのに嬉しさを見せない七海と、かつては天才モーグル選手だった銀との交流を中心に展開する。前半は銀たちのバカ騒ぎにスポットを当てたコメディタッチ、中盤でキャラクターたちの過去が明かされ、後半は彼らが自分自身を見つめ直していく。この手の娯楽映画として手堅くまとまっている。
長野や北海道で3カ月以上のロケを敢行。10トントラック7000台分の雪を用意するなど、大掛かりな撮影が実施された。また日本映画としては初めて、ワイヤーの上を自在に動き回る「スパイダーカム」を使用し、迫力とスピード感に満ちたシーンが実現。やんちゃな3人組が飛んで、跳ねて、叫んで、ものすごい勢いで斜面を駆け抜けていくオープニングシーンに釘付けだ。
ハイスピード、ハイテンション、肩肘張らない雪山エンターテイメントを真夏の清涼剤にどーぞ。
関連サイト:http://www.g-season.jp/(公式サイト)
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