従来から搭載されているが、画面で確認できるマニュアル「使い方ナビ」は中々実用性が高い。こういった機能はとかくビギナー向け専用になることも多く、結局マニュアルを見なければならないことも多いのだが、情報量はかなり多く、検索性も紙のマニュアルより良好と思えるくらい。今回の試用でも、使い方ナビには随分と助けられた。
開発者インタビューでも触れているが、設定関係の説明画面から直接、設定画面を呼び出すといったことも可能だ。ここまでくると、逆に機能画面からオンデマンドでマニュアルを呼び出すといったこともサポートしてほしいところ。家電機器の場合、メモリ容量など色々と制限も多いと思うが、例えばダビング操作画面からダビングのマニュアルが呼び出せると、ぐっと便利で親切といえるはずだ。もちろんマニュアルを呼び出す必要性がないくらい直感的に使えるのが最善だとは思うが、幅広いユーザーに対応するという点では意味は大きいのではないだろうか。
ユーザーインタフェース全般は良くも悪くもベーシックだ。画面周りではハイビジョンテレビで利用を想定しているのは一覧性と文字サイズを選択できる電子番組表のみで、そのほかはSD解像度を想定。つまりハイビジョン非対応のレコーダーと同じ解像度の低い画面になってしまう。トップメニューも9分割タイプとちょっと古くさい。
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