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第1回「おもちゃ大賞」にバンダイ「∞にできるシリーズ」など5作品「東京おもちゃショー2008」直前

» 2008年06月18日 10時25分 公開
[ITmedia]

 日本玩具協会は6月17日、日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2008」を前に、新たに創設した「第1回日本おもちゃ大賞」の大賞5作品を発表した。

 日本おもちゃ大賞は、「玩具の開発競争を促す」などの目的で新設されたもの。今回の応募点数は5つの部門を合わせて365点。このうち、時代のキーワードをとらえたおもちゃを選出する「トレンディ・トイ」部門にはバンダイの「∞にできるシリーズ」、大人でも楽しめる「ハイターゲット・トイ」部門ではタカラトミーの「マイクロスロットカー Owner'sベーシックセット」が大賞を受賞した。審査委員長を務めたおもちゃコレクターの北原照久氏は、「日本のおもちゃはすばらしい。世界に誇れる文化だと改めて感じた」と評している。

部門 大賞受賞作 メーカー
共遊玩具部門 おみせでおかいもの おしゃべりいっぱいアンパンマンレジスター セガトイズ
トレンディ・トイ部門 ∞(むげん)にできるシリーズ(∞プチプチ∞プチプチ ぷち萌え∞エダマメ バンダイ
ハイターゲット・トイ部門 マイクロスロットカー Owner'sベーシックセット タカラトミー
ベーシック・トイ部門 トミカ びゅんびゅんサーキット タカラトミー
イノベーション・トイ部門 アイクロップス バンダイ
photo 「∞(むげん)にできるシリーズ」とアイクロップスで2冠を達成したバンダイは上野和典社長(中央右)を交えて記念撮影。その左に「∞プチプチ」などの開発者であるプレイトイ事業部の高橋晋平氏と同事業部の亀田真司氏が並んだ

 今年のおもちゃショーは、東京ビッグサイト西館を使用し、海外19社を含む計134社がブースを構える。19日と20日は商談見本市(バイヤーズデー)で、21日(土曜日)と22日(日曜日)の2日間は例年通り一般公開となる(パブリックデー)。入場は無料。4日間で12万人の来場を見込む。

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