国内最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2008」が6月19日に東京ビッグサイトで開幕した。一般公開日となる21日(土曜日)と22日(日曜日)は、例年通り家族連れなどで大いににぎわうはずだ。主催する日本玩具協会では、週末だけで10万人の来場を見込んでいる。
今回のおもちゃショーは、今まで以上に大人向け(いわゆるハイターゲット商品)の玩具が増えた。ただし大人だけをターゲットにしたものというより、子どもと一緒に楽しめる、幅広い年齢層に訴求できるアイデア商品が多くなったように感じる。そんな製品をチェックしていこう。
まずはタカラトミーの「フラワーロック2.0」だ。フラワーロックといえば、サングラスをかけたひまわりが音楽に合わせて動くコミカルなインテリア玩具。1988年に発売され、国内外で累計850万個を販売するヒット商品になった。
「2.0」という名称は、フラワーロックの“新バージョン”であることと“発売20周年”をかけたもの。RGBのLEDを組み合わせた“フルカラー化”が特徴で、従来通りセンサーが周囲の音を感知して踊り出すほか、背面のライン入力(ミニピンジャック)にオーディオプレーヤーなどを接続して外部スピーカーとして利用できる。2台のフラワーロックをケーブル接続してステレオ化することも可能だ。
フラワーロック2.0は、「コスモス」と「ノースポール」の2種類をラインアップ。どちらも5800円で10月下旬に発売される。
ちなみにフラワーロックがかけているサングラスは、「20年前と全く同じ形にした」という。かつてのフラワーロックユーザーは、展示会場でぜひ確認していただきたい。
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