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レビュー2008年07月04日 11時00分 更新
デジタル時代の「写真立て」(後編):デジタルフォトフレームを眺めて、画質を比較する (1/2)前回は画面サイズも価格も異なるデジタルフォトフレーム6製品の概略と設置性を確認した。今回は肝心の表示画質を確認する。解像度と表示画質の関係画面サイズは既に確認したが、パネル解像度にも気を配りたい。卓上のような近距離で利用する(画像を眺める)ことが多くなるデジタルフォトフレームの場合、解像度は重要なポイントといえるからだ。
今回用意した「IDJ-1030」(ポラロイド)、「DPF-V900」(ソニー)、「SPF-83H」(日本サムスン)「DPS702」(エグゼモード)、「LVF-PF71」(三洋電機)、「DF150-512S」(アイリバー・ジャパン)の6製品最も解像度が高いのは日本サムスン「SPF-83H」の800×600ピクセル(8型)で、次点がソニー「DPF-V900」の800×480ピクセル(9型)。見た目の解像感はパネルサイズとその解像度が関係するため、一概にこれ以上あればという数値は導きにくいが、前述の2製品は解像感の高い映像を映し出す。 一方で、480×234ピクセルの7型パネルを搭載するエグゼモード「DPS702」と三洋電機「LVF-PF71」は画面サイズの割に解像度が足りないようで、画像を表示させるとやや粗さが目立つ。320×240ピクセルながらも画面サイズが5.6型のアイリバー・ジャパン「DF150-512S」と、640×480ピクセルで10.4型の日本ポラロイド「IDJ-1030」からも解像感の不足は感じたが、視聴距離をとることで幾分緩和された。
解像度を確認してみると分かるが、アスペクト比も製品ごとに異なる。4:3のパネルを搭載するのが日本ポラロイド「IDJ-1030」、日本サムスン「SPF-83H」とアイリバー・ジャパン「DF150-512S」の3製品で、残りの製品は、ソニー「DPF-V900」が15:9、エグゼモード「DPS702」と三洋電機「LVF-PF71」は16:7.8のワイドパネルとなっている。 今回は2048×1536ピクセル(アスペクト比4:3)の画像をサンプルとして表示させてみたが、パネル解像度が4:3の製品はそのまま収まるが、ワイドパネルを搭載した製品では左右に帯が入るか、あるいは上下か左右のいずれかが切れてしまう。デジタル一眼レフのアスペクト比3:2の画像を表示させても状況は変わらない。これは仕方のないところだろう。 肝心の表示画質だが、今回の6製品中では日本サムスン「SPF-83H」とソニー「DPF-V900」が抜きんでていた。両製品ともに高い解像度がそのまま“写真としてのきれいさ”に結びついており、DPF-V900はBIONZ搭載の恩恵か、各色のバランスがとれている印象も受ける。SPF-83Hはよりハイコントラスト指向であるようにも感じたが、両製品とも表示クオリティは高い。ただし、DPF-V900は表面に光沢のある透明なパネルがはめ込まれており、角度によっては照明が写り込む。SPF-83Hは写り込みこそ少ないが、やや輝度が低めで、外光が差し込む場所に置くと見にくさを感じることもあった。 他製品では、発色や視野角、きれいさの前に、どうしても解像感の不足が感じられる。日本ポラロイドの「IDJ-1030」は10.4型というサイズのため、表示させると迫力はあるのだが、解像度が640×480ピクセルというのが物足りない。全体的なシャープさに乏しく、ぼやけた印象となってしまう。 エグゼモード「DPS702」と三洋電機「LVF-PF71」、アイリバー・ジャパン「DF150-512S」からも同様の印象を受けた。同サイズの液晶/解像度のDPS702とLVF-PF71だが、LVF-PF71の方が黒ツブレが少なく、暗部をより鮮明に映し出す。DF150-512Sも黒ツブレが散見された。いずれにしても、これらの製品を“机の前に張った写真”をイメージして利用すると、やや肩すかしを食らうかもしれない。 ただ、こうした印象は日常的に高輝度・高解像度の液晶ディスプレイでデジカメ写真を見ている筆者の印象であることはお断りしておきたい。なお、写真ではどの製品もハイコントラストで白トビも多いように見えるが、実際に目で見てみるとそこまで飽和した印象はない。 [渡邊宏,ITmedia] Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special
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