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Apple、iTunes 8に「Genius」プレイリスト作成機能を搭載

» 2008年09月10日 06時15分 公開
[ITmedia]

 米Appleは音楽管理ソフトiTunesの最新版であるバージョン8に、自分の音楽ライブラリの中から同じテイストの曲を集めたプレイリストを自動的に作成する「Genius」機能を組み込んだ。

 GeniusはユーザーのiTunesライブラリの情報をAppleが取得し、その情報からプレイリストを作成する機能で、iTunes Storeのアカウントと連動する。ユーザーが好きそうな未購入のiTunes Store楽曲を推奨するGenius Sidebarもあり、こちらはユーザーが表示・非表示を選択可能。

genius sidebar 右側に表示される「Genius Sidebar」は非表示にすることもできる

 iTunes 8では、テレビ番組のHD(高精細)品質での再生、新しいミュージックビジュアライザがサポートされている。また、Macでは読み上げソフトVoiceOverを使ってアクセス可能になった(英語版のみ)。なお、一部コンテンツの再生にはQuickTime 7.5.5へのアップデートが必要となる。

visualizer 新しいビジュアライザのテーマの1つ

 iTunes 8のMac版はIntel、PowerPC G3、G4、G5搭載のMacとMac OS X 10.4.9以降をサポート。10.3はサポート外となった。Windows版は、Windows XP SP2以降とVistaをサポート。

grid カバーアートでライブラリを表示する新しい「グリッドビュー」

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