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ソフトバンクモバイル、秋冬モデルの“One More Thing”はiPhone用ワンセグチューナー

» 2008年10月30日 16時33分 公開
[ITmedia]

 iPhone 3Gに指摘されてきた“3つの弱点”をカバーする――。

 ソフトバンクモバイルが10月30日に行った2008年冬モデル発表会の際、同社 孫正義社長が新端末を一通り発表した後に、“One More Thing”として紹介したのが、iPhone 3G用バッテリーパック&ワンセグチューナー「TV&バッテリー」。12月中旬の販売開始が予定されており、価格は未定。

 「TV&バッテリー」はiPhone 3Gをそのまま小ぶりにしたようなデザインのボディで、USB接続することでiPhone 3Gの充電が行えるほか、本体にワンセグチューナーを搭載。iPhone 3Gと組み合わせることで、iPhone 3Gでワンセグ放送の視聴が楽しめる。

 ワンセグ視聴時には、App Storeから専用アプリケーションをダウンロードし、iPhone 3Gへインストールする必要があるが、チューナーからの映像データはWi-FiでiPhone 3Gへ送信される仕組みとなっており、ワンセグ視聴時にTV&バッテリーをケーブルで接続しておく必要はない。なお、TV&バッテリー使用時のワンセグ視聴時間は約3時間。

photophotophoto 「TV&バッテリー」(写真=右)、受信したワンセグ放送はWi-FiでiPhone 3Gへ送信される(写真=中)、下側面にはAC充電用/iPhone 3G接続用端子が用意される(写真=右)

 バッテリーの充電はACアダプタもしくはUSB経由で行う。充電に必要な時間はAC電源使用時が約2時間、USBポート使用時が約4時間。ACアダプターはiPhone 3Gに付属するアダプターを利用する。本体サイズは約50(幅)×85(高さ)×16(厚さ)ミリ。販売はソフトバンク携帯電話取り扱い店舗で行われる。また、11月4日よりiPhone 3Gユーザー向けに無線LANサービス「BBモバイルポイント」を無償開放するほか、年内にはiPhone 3Gが絵文字へ対応することも明らかにされた。

photophoto 「TV&バッテリー」のワンセグ視聴機能。Wi-Fiを利用するためTV&バッテリーはカバンの中でも利用できる(写真=左)、iPhone 3Gで絵文字が利用可能に(写真=右)
photophotophoto 「TV&バッテリー」を紹介する孫正義氏。「電池がもたない、ワンセグが見られない、絵文字が使えない。iPhone 3Gに指摘されてきた“3つの弱点”をカバーする」

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