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デジ一眼ライクな本格派――キヤノン「Powershot SX10 IS」レビュー(5/6 ページ)

» 2008年11月17日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例――まずは超望遠作例

コサギ。超望遠の威力を発揮した1枚。−2の露出補正をかけて撮影したのでサギの白はギリギリ白飛びせず、暗部補正をオンにしたので背景もつブレずになんとか水の流れが見えている。シャッタースピードを上げたかったのでISO Hiで撮影。1/1000秒、F5.7、露出補正-2、ISO125
調布飛行場でみかけた黄色い複葉機。こちらは暗部補正はオンで露出補正はなし。連写した中の1枚。1/250秒、F5.7、ISO200
望遠端では1メートルまで寄ることができる。よって、近距離のものもかなり寄って撮ることが可能だ。1/20秒、F5.7、ISO200

作例――望遠と広角、暗部補正ありとなし

ワイド端で暗部補正のあり(写真=左)となし(写真=右)。どちらも1/500秒、F4、露出補正-2/3段。同じ露出なのに暗部の描写が全然違うのが分かると思う
同じ位置から望遠端。20倍ズームはすごい。こちらは暗部補正あり
左の写真は暗部補正なしで露出補正無し。右の写真は暗部補正ありで露出補正−1。メインの被写体はどちらも同じような明るさで写っているが2枚目の方は背景の機の奥に見える建物の端が白飛びしないで残ってる。そのかわり、暗部補正は暗部を増感しているに等しいので暗部の描写力はちょっと落ちてる。うまく使えば効果的だ

その他の作例

望遠(360ミリ相当)で撮影した猫の横顔。ISO200なら十分毛のディテールまで撮ってくれる。暗部補正あり。1/200秒、F5.0、露出補正-1/3、ISO200
マクロモードにして112mm相当でギリギリまで寄って撮影した風車。背景を暗く占めたかったので暗部補正はオフ。1/160秒、F4.5、ISO100
ワイド端で露出補正−1+暗部補正で撮影。こういう構図だと暗部補正がハデに効く。1/60秒、F2.8、露出補正−1、ISO80
このようにコントラストの高い構図を生かしたいときは暗部補正はオフで。1/60秒、F4、ISO200

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