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こたつでアツアツが楽しめる、電気保温式おでん鍋「田楽亭」橘十徳の「自腹ですがなにか?」第45回(1/2 ページ)

» 2008年12月30日 23時14分 公開
[橘十徳,ITmedia]
photo 電気保温式おでん鍋の「田楽亭」。内鍋をセットしたところ

 毎年、この時期はコンビニのおでんを食べる頻度が急激に高くなるのだが、今年はいつも以上にハマっている。その最大の理由は、近所のローソンのおでんに付いてくるみそダレだ。みそダレを付けると味が濃厚になり、シラタキやダイコンなど淡泊な味のネタが格段にうまくなる。これに感動したワタクシは、それ以来、市販品で美味しいみそダレを探し求めている毎日だ。おでんはコンニャクや野菜系を中心にネタをそろえれば低カロリーで済むし、それでいて満腹感も高い。まさに中年男にはぴったりの健康食といえる。

 このすばらしいおでんを心ゆくまで味わうには、タレにこだわるだけでは不十分で、食卓の上での演出も考える必要がある。というわけで今回購入したのが、電気保温式おでん鍋の「田楽亭」だ。この商品、以前から買おう買おうと思っていたのだが、味噌ダレがきっかけでおでんへの情熱が爆発し、思わず買ってしまった。要するに温めたおでんを鍋ごと電気で保温するだけの商品なのだが、実はこれ、あるのとないのとでは大違いなのである。とくに酒のさかなにおでんを食べようと思っている人にはとても便利で、時間をかけてゆっくりとつまんでも冷める心配がない。まるで屋台を目の前にして食べているような気分になれること間違いなし! なのだ。

独特の風合いを出した桐の木

 価格は楽天市場の某店で、税・送料・代引料込みで4157円。ワタクシは近所で売っているところが見つからなかったが、この手の商品はホームセンターに置いてあることも多いので、店頭で買ったほうが安く手に入るかもしれない。内鍋のサイズは、大きなハンドルを含めて330(幅)×260(奥行き)×140(高さ)ミリ。容量は3.5リットルで、見た感じだとだいたい家族3〜4人分のおでんが入る感じだ。内鍋はサビる心配のないステンレスで、保温するための加熱版の部分は木の板で覆われている。この木は、キリの木を炉の中に入れて表面を焼いて炭化させて風合いを出したものだという。ほのかに黒ずんでいて触った感じも独特だ。木のテーブルに合う落ち着いた良いデザインだと思う。

photophoto タレ入れ用の穴が空いたふた(右)タレ入れとおチョコ(右)

 実はこの商品、タレ入れとおチョコが付いた「タレ蓋(ふた)セット」と、シンプルな「割れ蓋セット」の2種類あるのだということを、説明書を見て初めて知った。ワタクシが買ったのは「タレ蓋セット」のほうで、こちらは木の割れ蓋の片方に丸い穴が2つ空いており、さらに小さな蓋が付いている。この小さい穴にタレ入れとおチョコをさしてタレごと保温することも可能だ。味噌ダレに凝っているワタクシとしては、このようなちょっとした仕掛けはウレシイ。

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