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衝動買いからディープな世界へ? 増田屋「ラジコン潜水艦」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第12回(1/2 ページ)

» 2009年01月06日 08時00分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 いよいよ2009年の幕開けということで、いやはやめでたい。決意も新たに、今年も面白いオモチャをガンガン買っていきたいと思う。というわけで新年一発目に取り上げるのは、増田屋コーポレーションの「ラジコン潜水艦」だ。12月中はけっこう暖かい日が続いたが、さすがに1月になってかなり冷えてきた。こういう寒いときは風呂に入って暖まるのが一番だが、ただ漫然と風呂につかっているのもつまらない。どうせなら風呂場を遊び場にしてしまおうということで思いついたのが、潜水艦のラジコンである。

 そもそも潜水艦のラジコンを欲しいと思ったのは、昨年のおもちゃショーで、某メーカーのブースを見たのがきっかけだった。水槽の中で自在に泳ぐ潜水艦の勇姿を見て、たちまち虜になってしまった次第である。しかしそのメーカーのものはけっこういいお値段で、少なくとも1万円以上はする。もう少し懐に優しいものはないかと色々探したところ、見つけたのがこの「ラジコン潜水艦」だった。お値段はAmazon.co.jpで税・送料込み2980円。これは安いとばかりに衝動買いしてしまった。

photo 増田屋コーポレーションの「ラジコン潜水艦」

サイズは超コンパクト

 そんなわけで、すかさず購入したわけだが、到着した商品を見て驚いた。この潜水艦、ビックリするほど小さいのだ。どれくらい小さいかというと、コントロールするための送信機よりもさらに一回り小さい。“手のひらサイズ”という言葉がぴったり当てはまる超ミニサイズなのだ。

photo おしりのカバーを外すと充電用端子が出てくる

 あまりの小ささ、軽さに一瞬「失敗したか?」とぼうぜんとしたが、考えてみれば小さいというのはそれほど悪い話ではない。このラジコンは水に入れて遊ぶものなので、小さければ風呂だけでなく、ほかにもさまざまなシチュエーションで遊べそうだ。金魚鉢のような小さい水槽でもいいし、下手すればドンブリでも大丈夫そうだ。ラジコンが好きな人にとって、遊び場の確保というのは重要な問題だが、これくらい小さければそういう面で悩む必要はない。

 ただし、模型としての質感などには期待しないほうがいい。本体の色はシルバーとイエローの2種類で、今回はイエローを選んだのだが、塗装の質はあまり良くないし、小さなパーツがポロッと取れやすい。細部の凹凸の処理も精巧とは言い難い出来だ。まあこの辺は値段が値段なので仕方ないだろう。ちなみに本体の色は周波数で異なっており、シルバーが27MHz、イエローが40MHzとなっている。2台をセットで買って遊ぶ場合は、色違いを選ぼう。

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