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パーソナルサイズも省エネ――新BRAVIA「J5」登場

» 2009年01月19日 14時12分 公開
[ITmedia]

 ソニーは1月19日、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、19V型から32V型までの「J5」シリーズを発表した。同時発表の「V5」シリーズと同様、“省エネ”が最大の特徴となるパーソナルサイズ。価格はすべてオープンプライスで、2月20日から順次発売する予定だ。

photo 「J5」シリーズ
photo 消費電力の比較デモ。右は32V型ブラウン管テレビ「KW-32HDF9」(133ワット)、中央が昨年の「KDL-32J1」(92ワット)。左の新製品「KDL-32J5」では、同じシーンを53ワットで視聴できる

 2008年6月に登場した「JE1」シリーズの省エネ技術をブラッシュアップ。バックライトは従来と同じCCFL管だが、パネル表面の光学フィルムに光透過率の高いものを用いることで、バックライトをより低い電圧で光らせる。これにより、省エネ基準達成率は32V型の「KDL-32J5」で263%、26V型の「KDL-26J5」で221%を実現したという。

 また、部屋の明るさによってバックライトの明るさを調節する「明るさセンサー」や「無操作電源オフ」などの省エネ機能を搭載。これらをXMB(クロス・メディア・バー)上にまとめて表示する仕様とした。

 ボディーには、宝石をカットしたような断面が際立つデザインを採用。「半透明の素材を使用することで奥行感や深みを表現し、原石を磨き上げた宝石のような高級感のある仕上がり」(同社)になっている。カラーバリエーションは、クリスタルブラック、セラミックホワイト、アンバーブラウン、サファイアブルーの4色。いずれも鉱物を意識したネーミングになっている。

photophoto 写真は22V型の「KDL-22J5」。クリスタルブラック、セラミックホワイト、アンバーブラウン、サファイアブルーの4色をラインアップ(左)。半透明の素材を採用したことで、微妙な濃淡が生まれている(右)

 映像エンジンは「ブラビアエンジン2」。テレビを見ながら情報を閲覧できるネットワークサービス「アプリキャスト」なども備えている。そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 KDL-32J5 KDL-26J5 KDL-22J5 KDL-19J5
パネル解像度 1366×768ピクセル
チューナー 地上デジタル、BSデジタル、CS110度デジタル、アナログ地上波
入出力端子 HDMI×2、ビデオ入力×2、S端子×1、D-sub15ピン×1、光デジタル音声出力×1、LAN端子など
実売想定価格 13万円前後 11万円前後 9万円前後 8万円前後
発売日 2月20日 3月5日

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