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バンダイの「昭和銀座ジオラマ」でブギウギあこがれの“大人の街”

» 2009年01月23日 15時52分 公開
[ITmedia]

 バンダイは1月23日、昭和30年代の銀座の街並みを忠実に再現した「昭和銀座ジオラマ」を発表した。33カ所の可動ギミックと31個のLEDを使用した発光システムを搭載。内蔵スピーカーから当時の環境音や音楽が流れるという本格的な完成品ジオラマだ。4月10日に19万8000円で発売する。

photo 「昭和銀座ジオラマ」。ジオラマの下にはアンプとスピーカーを内蔵した音響部。よく見るとすごい絵ヅラだ。(c)BANDAI 2009

 幅400ミリ、奥行き300ミリの卓上サイズに当時の特徴的な建築物「和光ビル」や看板「森永ネオン」などを再現。活気に満ち溢れる銀座の街を演出するため、当時の交通手段の1つであった路面電車や行き交う人が可動するギミックを備えた。ステレオスピーカーからは、当時の雑踏を感じさせる音や路面電車の走行音、時計台の鐘の音などが流れ、ノスタルジックな雰囲気を盛り上げる。さらに当時の歌謡曲として人気を博した「東京ブギウギ」や「東京ナイトクラブ」を内蔵している。

photophoto 建築物や看板は10社の協力で再現。スイッチで“夜モード”に切り替えると、ネオンや街灯、ショーウィンドウなどが輝き、華やかな“夜の銀座”を演出する。路面電車はNゲージサイズ

 5センチ径ユニットのステレオスピーカーと1ワット+1ワットのアンプを内蔵。フロントパネルに3.5ミリステレオミニジャックのオーディオ入力を搭載しているため、ポータブルオーディオなどを接続して好みの楽曲を再生することも可能だ。また、自宅のオーディオ機器に接続したいユーザーのために、同じく3.5ミリピンジャックの出力をリアパネルに備えた。


 バンダイでは、今回の「昭和銀座ジオラマ」を皮切りに、どこか懐かしい昭和の温かみに溢れる造形に“こだわり”“現代の技術”“インテリア性”などの要素を取り入れた商品「タイムトリップシリーズ」を大人向けホビー商材として展開する計画。昭和銀座ジオラマおよび今後展開予定の商品は、2月3日から東京ビッグサイトで開催される「第67回インターナショナルギフトショー」でお披露目する予定だ。

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