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洗練されたタッチパネルデジカメ LUMIX「DMC-FX550」

» 2009年01月28日 14時21分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月28日、デジタルカメラ“LUMIX”の新製品「DMC-FX550」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万3000円前後。

photophoto 「DMC-FX550」(ストーンシルバー)。背面にはタッチパネル式の3型液晶を搭載する

 DMC-FX500の後継機種。1/2.33型 1210万画素CCDや25〜125ミリの光学5倍ズームレンズ、高感度撮影時のノイズを改善した「Venus Engine V」、個人認証機能を備えた「おまかせiA」などは同時発表された「DMC-FX40」と同等だが、背面に3型のタッチパネル液晶を搭載しており、画面に触れるだけでAF/AEをあわせることができる。

photophoto ストーンシルバーのほか、プレシャスゴールド(写真=左)とギャラクシーブラック(写真=右)を用意する

 FX500はタッチパネルで操作する部分とボタンで操作する部分を意図的に分けたユーザーインタフェースを実装していたが、新製品では好みに応じてタッチパネルでもボタンでも同一の操作が行える「かんたんハイブリッド操作」を採用、既存カメラと同様の感覚でも操作できるように改良が施された。

 画面の被写体をタッチするだけで被写体を自動追尾してAE/AFを行う「タッチ動体追尾AF/AE」や、画面に触れることで再生画面を拡大/移動できる「タッチページスクロール」「タッチズーム」などタッチパネルならではの機能は引き続き搭載されているほか、撮影モードが「おまかせiA」になっていれば、触れた被写体に応じた撮影モードに切り替わる。また、色温度やホワイトバランスの調整もタッチパネルから行える。AFはFX500の9点から11点に強化されている。

 省電力化も進められており、撮影可能枚数はFX500の280枚から350枚に引き上げられている。そのほか、最大720pでのハイビジョン動画(MotionJPEG)も撮影できる。背面液晶は、輝度の自動調整機能を有する2.5型/23万画素のオートパワーLCDを搭載する。

 記録メディアはSD/SDHCメモリーカードで、内蔵メモリは40Mバイト。ボディサイズは94.9(幅)×57.1(高さ)×21.9(奥行き)ミリで、重さは約145グラム(本体のみ)。

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