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オリンパス、「背景ぼかし」機能搭載の光学26倍ズーム「CAMEDIA SP-590UZ」

» 2009年02月05日 16時30分 公開
[ITmedia]

 オリンパスイメージングは2月5日、コンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA SP-590UZ」を4月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6万円前後。

photophoto 「CAMEDIA SP-590UZ」

 光学26倍/35ミリ換算26〜676ミリという高倍率ズームレンズを搭載し、デジタルズームを併用すれば、3380ミリという超望遠撮影までも行える。高倍率撮影時に心配されるブレについても、CCDシフト式の手ブレ補正機能と最高ISO6400の高感度撮影で抑制する。

 光学20倍ズームレンズを搭載した既存製品「SP-565UZ」では2枚だったEDレンズは3枚へ増加し、倍率拡大による色収差を抑制しているほか、被写体へ1センチまで接近できるマクロ撮影機能も備える。

 新機能として、表示されたフレームに主被写体をあわせて撮影するとフレーム外の背景をぼかして写す、「背景ぼかし」機能を搭載。コンパクトデジタルカメラでは難しかったボケ味を楽しめる。

photophoto 通常撮影(写真=左)、背景ぼかしオン(写真=右)

 撮像素子は1/2.33型 有効1200万画素CCDで、画像処理エンジンには「TruePic III」を組み合わせる。顔検出機能「フェイス&バックコントロール」を利用することで、暗くなりがちな室内や逆光などを含めたさまざまなシーンで人物と背景を最適な明るさで撮影できる

 背面液晶は2.7型の「ハイパークリスタルII液晶」で、記録メディアは内蔵メモリ(22Mバイト)ないしxDピクチャーカード。HDMIを利用して映像を出力することもできる。本体サイズは110.1×89.7(高さ)×91(奥行き)ミリ、435グラム。電源には単三形乾電池4本を使用し、340枚の撮影が行える。

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