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パナソニック、BD内蔵のポータブル液晶“VIERA”を発表YouTubeにも対応

» 2009年02月19日 16時09分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは2月19日、薄型テレビ“VIERA”の新製品として、Blu-ray Discプレーヤー搭載のポータブル液晶テレビ「DMP-BV100」を発表した。3月15日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では10万円前後になる見込みだ。

photo 「DMP-BV100」

 1月の「2009 International CES」で“世界初のポータブルBDプレーヤー”と紹介された「DMP-B15」の日本向けモデル(→パナソニック、厚さ8.8ミリの新世代プラズマを披露)。地上デジタル放送チューナーと4ダイバーシティアンテナを搭載し、アンテナケーブルを接続しなくても地上デジタル放送が楽しめる“ポータブル液晶テレビ”になった。

 内蔵チューナーは通常の地上デジタル放送(フルセグ)に加え、ワンセグ受信も可能で、受信感度に応じて自動的に切り替える機能を持つ。付属のバッテリーパックを使用して最長約2時間30分の視聴が可能だ。

 BDプレーヤー部は、BD-R/-REのほか、各種DVD/CDメディアの再生が可能。BDレコーダー「DIGA」シリーズで録画したAVCREC形式のDVDメディアも再生できる。映画ソフトの色再現性を向上させるリアルクロマプロセッサを搭載したほか、ネットワークに接続してBD-Liveも楽しめる。液晶パネルは8.9型のワイドSVGA(1024×600ピクセル)だ。

 SDメモリーカードスロットは動画と静止画に対応。デジカメの画像やAVCHD Liteの動画、および同社製カムコーダーで撮影したAVCHD動画などもカードを差し込むだけで再生できる。また、BGMやエフェクトを交えて静止画スライドショーが可能な「テレ写」機能を使えば、同機をデジタルフォトフレームとして利用できるという。

 ネットワーク機能が充実しているのも特徴の1つ。イーサネットケーブルを接続すれば、単体でYouTubeの動画を視聴できるほか、DLNA対応DIGAと組み合わせて、DIGAのHDDに録画した番組をネットワーク経由で視聴することも可能だ。

 インタフェースは、HDMI出力(1080iまで)と3.5ミリピンジャック形状のアナログAV入出力(入出力切替式)、LAN端子など。外形寸法は256(幅)×202(奥行き)×58.7(高さ)ミリ。重量はバッテリーパック込みで約1740グラム。リモコンやACアダプター、B-CASカード、映像/音声コードなどが付属する。

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