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全高18メートルの等身大ガンダム、お台場に立つ

» 2009年03月11日 13時24分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 バンダイナムコグループは3月11日、「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズ放送開始から30周年を記念して、全高18メートルの等身大ガンダム立像を建造すると発表した。7月上旬から約2カ月間、東京・お台場の「潮風公園」で一般公開する。

photo イメージ図。立像の製作は乃村工藝社が担当する。制作費は非公開。(c)創通・サンライズ

 実物大ガンダムといえば、富士急ハイランドのアトラクション「GUNDAM CRISIS」や「ガンダムミュージアム」の実物大Aパーツなどが有名だが、「RX-78-2 ガンダム」の全身を立ち姿で再現するのは初めて。

 立像は鉄骨とFRPで製作され、公園内の専用台座に設置される。頭部が上下左右に稼働するほか、両眼、両肩の警告ライトなど約50カ所に発光ギミックを内蔵。さらに両胸のスリット部、足首、背中のバーニアなど14カ所にはミストを噴射するギミックを搭載する。夜間はライトアップも行う予定だ。

photo ライトアップのイメージ。バンダイでは、期間中に150万〜200万人の来場を見込んでいる。入場は無料だが、グッズ販売などによる収益の一部が「緑の東京募金」に寄付される

 「機動戦士ガンダム30周年プロジェクト」では、等身大立像を含めて大きく3つのイベントを企画している。

 第2弾は、8月21〜23日に東京ビッグサイトで開催するガンダム博覧会「GUNDAM BIG EXPO」。ガンダム関連商品の展示やステージイベントのほか、ガンダムを通じて最先端の宇宙開発を語る「ガンダム・シンポジウム」なども実施する。また会場では、ガンダム30周年記念作品として制作中のショートムービーも公開する予定だ。さらに第3弾として、ガンダムと音楽のコラボレーションイベント「ガンダム30周年記念音楽ライブ」を年内に開催する。

 発表会であいさつに立ったバンダイの上野和典社長は、「テレビシリーズの放送から30周年のメモリアルイヤー。すべてのガンダムファンにお礼とお返しをしたい」と話した。

photophoto 発表会には、サンライズの内田健二社長やバンダイナムコゲームスの石川祝男社長も登場(左)。立像は専用の台座に設置され、来場者は間近で見ることができる(右)
photophotophoto 発表会で公開されたガンダム立像の模型。1/30サイズながら高さは60センチもある
photophotophoto 実際の立像は全高18メートル。両肩の警告ライトなど約50カ所に発光ギミックを搭載。両胸のスリット部など14カ所にミスト噴射ギミックを備える

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